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登録日:2010/09/24 Fri 23 42 58 更新日:2024/04/28 Sun 17 22 26NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタ悪魔シリーズ カーミラ スネークが苦手なヤツ ズキュンパイア デイウォーカー ドラキュラ ファンガイア ブリス マッハ人生 メル・ゼナ ルーマニア ヴァンパイア 仮面ライダーキバ 仮面ライダーダークキバ 佐倉薫 十字架は嫌いザマスー!←十字架は迷信だ だがニンニクはショック効果がある 吸血パン屋の大逆襲 吸血鬼 夜の一族 屍鬼 悪魔城ドラキュラ 死人 死徒 死者 神祖 純血 菊地秀行 薔薇は食べるもの 血界の眷属 西洋妖怪 貴族 銀がなければ丸太を使えばいいじゃない 黒埼ちとせ この世に吸血鬼が顕れるとき、 おまえの屍は墓所から暴かれるであろう。 恐ろしくもその安住の地から這いだし、 あまねく子孫の生き血を 吸い尽くすであろう。 真夜中、娘、妹、妻たちの 生命の泉が枯らされる。 おぞましい悪の儀式をもって、 おのれの宿命とばかりに おまえの土気色に変わり果てた 生ける屍の腹を満たすであろう。 おまえにとり憑いた飢餓は、 生命の終焉を告げる前に、 祖先の残した悪の権化を知るであろう。 おまえを呪うように、 おまえも彼らを呪う。 もはや類縁の衰亡を止める術なし。 ──バイロン『吸血鬼』より。 ? 「やめてくれ。」 「どうして?」 「どうしてだっていいだろ?」 「怖いのぉ?」 「何!?」 『吸血鬼(英:Vampire)』とは、世界中で存在を語られている架空の生物、魔物である。(*1) 【起源】 【吸血鬼の特徴】 【血を吸われた者の末路】 【漫画等での存在】 【吸血鬼の代表例】 【吸血鬼とされる、または吸血鬼モチーフのキャラクター】 【起源】 その名の通り犠牲者の生き血を吸うとされる妖怪、魔物。 架空の存在であると思われるが、以下のように起源が人々の生活や土地に根付いた民間伝承にある為か、 大真面目に存在を論じられたり、リアリティを以て捉えられてもいる。 元来は東欧(スラヴ民族)地域に残る民間伝承から発生した概念とも言われるが、類似する怪異の伝承は世界中に見られる。 特に、ロシアのヴァンピール(魔物との混血児)、ギリシャではヴリュコラカス(人狼)、サルコメノス(ぶよぶよと太った魔物、吸血鬼)、 ルーマニアのストリゴイ(屍鬼)、ドイツのナハツェール(悪霊)…等が、西洋的な吸血鬼の原型となった各地方の妖怪、魔物であるようだ。(*2) 吸血鬼とは、元来は生き返った死者や食屍鬼(グール)の類の伝承のことであった。 吸血鬼の伝承が生まれたとされる、奥深い森と接する土葬の習慣のある地域では、 しばしば埋葬されたばかりの死体が、狼やその他の獣に掘り返されて食われることがあった。 さらに、医学の未発達の時代には診断の誤認により強硬症(カタレプシー)を起こしたまま、生きたまま埋葬されてしまう早すぎた埋葬の恐れがあり、 死んだと看做されていたが、実際には生きていて目覚めた死者(とされた者)が墓の中で呻き声を挙げたり、 後に埋葬場所を変えようと掘り出した際に、棺の中で目を覚ました死者が其所から出ようともがいたおぞましい痕跡が見つかった例もあったという。 時代や土地柄もあったのか、中世の文献や創作にはカタレプシーの例が多く報告されており、 中には吸血鬼退治とされる記録が、現代の視点から見ると明らかにカタレプシーより目覚めた患者を吸血鬼として殺害してしまった出来事だと分かるなんてことも。 この他には遺体の変化への知識も皆無で、遺体が土気色になるのが普通とされる中で、 何らかの要因で内部で発生したガスでパンパンに膨らんだり、死斑が生前と同じく色鮮やかな血色をしていると勘違いされたりと、こうした特徴を見せた死体は異常とされた。 そして、元の埋葬場所は縁起が悪いのかと埋葬場所を変えようと掘り出した時にそうした死体が見つかったことが、上記のカタレプシーの誤診による早すぎた埋葬の犠牲者の挙げた悲鳴や痕跡とも更に合わさり……、 夜な夜な墓所を抜け出して歩く吸血鬼の姿が想像されたのだった。 この様に、原因を探れば幾らでも原因が予想できるのだが、 科学的な知識、常識が充分でない過去の時代の人々にとっては吸血鬼の恐怖は現実であった。 更には、死を克服した不死身の怪物である吸血鬼の伝説は人類不偏のテーマとも云える、不死への魔術めいた憧れとも結び付いたと考えられている。 不死への渇望の発端は、城壁や街が築かれ文明も充分に発展していた筈の中世の欧州地域であっても尚も記録が残る、人肉嗜食(カニバリズム)の歴史とも無関係では無い。 他者の血や肉を食らう行為は、文字も存在しない時代に誕生した原始宗教に見られる、死した英雄の力を取り入れる為の儀礼という意味ばかりでなく、単なる飢饉の中でも食料を求めて行われた。 即ち、カニバリズムとは、ある時代までの人々の価値観の中には確実に刻み込まれていたであろう、旧世界からの常識でもあった。 そして、人々の内には他者の血と肉への渇望と同時に、それを忌むべき性として自制する意識があったことは、他者の肉を食らう行為を特別なものと見ていたことからも理解出来る。 特にギリシャ神話では血は命の源と見られており、血が流れていたために生きていた青銅の巨人タロースの例や、 オデュッセウスは預言者テイレシアースの亡霊からお告げを聞くためにテイレシアースの亡霊に羊の血を飲ませている。 つまり、吸血鬼なる存在の概念の誕生と共に、おぞましい甦った死者による陰惨な多数の説話も生まれていったが、 そうして描かれた魔物と化した死者とは何てことはない表には出せない自分達の暗部そのものの姿であり、 それ故に浅ましい獣と成り果てた甦った死者の姿は“恐ろしいもの”として捉えられたのであろう。 しかして、吸血鬼を含む旧世界からの民間伝承や呪いはキリスト教の伝播と挑戦と共に駆逐され、暗黒時代には疑いのある者は魔女狩りの対象ともなった。 とはいえ、教会が語るように神の言葉により直に魔物(悪魔、魔女、吸血鬼)が退散させられたのかと云えば、甚だに疑問である。 それでも、実際にキリスト教の伝播以前の民間伝承が消えていったのは、人間社会の成熟や宗教等による倫理観の発展、社会基盤の安定によって、 カニバリズムや魔術めいた呪いの類がインモラルな行為だと広く認識されるようになった等の理由からであり、そうした意味では教会に力はあったと言えるのかも知れない。 何れにせよ、地域によっては教会は土着の信仰を巧みに取り入れながらその土地の人々を教化させたことは事実であった。 …そして、教会の権威により退散させられる存在として扱われたことで、吸血鬼もまた聖書の中の悪魔の様に、 カリカチュアされた悪意や罪、その他の不吉な兆候、不快な生物や黒死病の蔓延といったものと結び付いた結果、以前の様なリアルで身近な怪物の概念からはかけ離れていった。 これは、現在にも知られるように、吸血鬼が多数の属性と共に多くの弱点を抱えるようになった始まりでもあり、こうした要素は創作の中で更に強化されていった部分であった。 しかし、こうした血を吸う亡者の土着の信仰を取り入れたのは当然元々そうした伝承のあった地域に布教した東方正教会が主であり、 「腐らない死体」を「奇跡」「聖人」と見なすカトリックの神学者からは猛攻撃を受けた。 更に18世紀、啓蒙主義の時代には事実に即した研究が行われ、 密閉された土の中に埋葬された死体は腐敗が遅い ことがわかり、 土着の信仰としての吸血鬼は失われて行った。 そして19世紀に入ると、吸血鬼を冠した文学作品の題材となった影響から悪魔や死神と並ぶ創作の中の魔物の一つとして人気となり、 特に貴族めいた装束・立ち居振る舞いの夜の帝王というイメージで語られることが多い。 架空の存在ではあるが、一部の人間には存在すると信じられているらしい。 作家ブラム・ストーカーが1897年に書いた『吸血鬼ドラキュラ』は有名で、上記の様に本作が現代までの吸血鬼の属性を決定付けたと言われる。 ただし、ストーカー自身は1872年に登場した『吸血鬼カミーラ』の影響を受けて20年もの構想を経て、 モデルとなったワラキア公ヴラド三世の話を偶然に聞いたことで同作を執筆したと語っている他、 内容的には評価されていないが、それ等のアイディアの殆どは1847年に小編を小出しに出版する(雑誌)という形で世に出された『吸血鬼ヴァーニー』が先鞭を付けており、 確かに有名ではあるが、『吸血鬼ドラキュラ』は厳密には吸血鬼の開祖でもない。 ヴァーニーより更に古い、吸血鬼小説と呼ばれるものの元祖は、 詩人バイロンの主治医であったジョン・ポリドリがバイロンとのやり取りの中でインスピレーションを得て執筆した短編吸血鬼のルスヴン卿であるとされている。 つまり、創作の世界では最初から吸血鬼は貴族として登場したことになる。 これについては、風聞や根も葉もない虚構である部分もある訳だが、前述の“ドラキュラ”ヴラド三世や、その従姉妹とも言われるバートリー伯爵夫人、 フランスの英雄でありながら異常少年性愛者として知られた“青ひげ”ジル・ド・レ大元帥に纏わる、血と魔術に彩られた醜聞が吸血鬼伝説の成立に関わっているのも理由かも知れない。 こうした貴族的地位からか、吸血鬼は他の夜に属する魔物(狼男や食屍鬼)の支配者として扱われている場合も多い。 ……しかし、ドラキュラを生むことになる吸血鬼文学の本当の源流は、上記の様に欧州地域全般に潜んでいた迷信や食人の記憶から生まれた民間伝承にあったと言え、 現在の吸血鬼と呼ばれる存在が下記の様に旧世界の民間伝承とキリスト教化後の魔物としての設定、創作に於ける設定も加えられた存在となっている理由でもある。 その後、20世紀に入ると吸血鬼は銀幕デビューを飾ることになる。 それ以前から舞台でも吸血鬼物は上演されていたが、矢張り映画という最新の娯楽に於けるスターとして迎え入れられた吸血鬼の姿は強烈で、 最初の吸血鬼映画とされる『ノスフェラトゥ』が1922年にドイツで初めて封切られたのを皮切りに、 以降はフランスやアメリカ、イギリスでも吸血鬼映画が作られ、狼男やミイラ男といった亜流的キャラクターも次々と銀幕デビューを果たしていった。 舞台出身のベラ・ルゴシやクリストファー・リーが演じて子供達にとっても馴染み深いものとなった古典的な貴族的吸血鬼の姿は、 ある時期までには姿を見ただけで滑稽さを感じてしまう有り様となった時代もあったものの、 モダンホラーの帝王スティーブン・キングは、1975年に発表した『呪われた町(セイラムズロット)』によって、 古典的なルールに添いながらも現代劇の中で吸血鬼の恐怖が未だに輝けることを証明し、以降は現代風のリアリティーを追及した吸血鬼像が様々なジャンルで登場することになった。 キングのセイラムズロットは、日本では小野不由美に屍鬼を書かせるきっかけになったことでも知られている大傑作である。 同じルーツを持つゾンビ物に比べると、作品の数こそ少ないものの、21世紀の現在まで、年代毎にコンスタントに吸血鬼映画が登場し続けていることは注目に値する。 また、銀幕デビュー時に生まれた同胞達と同様に創作というジャンルに於いて、またその中でも更に細かい分類に於いても吸血鬼が登場していない領域を探す方が難しい位であろう。 【吸血鬼の特徴】 吸血鬼は世界各国で語り継がれているが、その特徴は国によって様々であるが、いくつか共通点が存在する。 日光に弱い 闇夜に生きる吸血鬼は日の光に弱いという設定は、殆どの吸血鬼に共通するが、デイウォーカー(日の光が平気な吸血鬼)も存在する。 大抵は灰になって死ぬが、苦手なだけで死なないケースもある。 ドラキュラなどはその典型例で、力は弱くなるが普通に昼間に出歩く事が出来たり。 元来、吸血鬼が前述の“正体”と思われる夜行性の獣等から、人目を避けて活動する夜の魔物と考えられていたからであろうか? 尚、吸血鬼に限らず魔物の類が朝になると消え去る話も典型の一つである。 ちなみに、吸血鬼小説の元祖であるブラム・ストーカーの小説では特にそのような弱点は書かれていない。 銀の弾丸や十字架に弱い 銀の弾丸や十字架に宿るとされる聖なる力に弱いとされる。不死身に近い吸血鬼を葬る唯一の手段とされる事も。 元々の伝承では「鉄の武器によるダメージを常人以上に喰らってしまう」というものだった、らしいが、流石に鉄がいくらでも手に入る近代以降では最早死に設定である。 そこで、錬金術の研究等に於いて月に当て嵌められ、硫化ヒ素と反応する銀が神聖なる力があると見なされ(実際に殺菌作用なんかもあった訳だが)、 吸血鬼や狼男のような魔物に銀の弾丸が対抗し得ると信じられた。 弾丸であるのは銀の特性や希少であるからか、この説が登場した頃には銃器が普及していたからか。 尚、単に銀の弾丸があれはいいというだけではなく、元々は神聖な装飾付きの拳銃とセットで無ければならないともされていたようである。 現代の創作では、特殊な武器や銃器というのは付き物である一方で、銀の弾丸は出てきてもオプションの一つ程度の扱いになったりしてるが。 十字架については前述の様にキリスト教の伝播と共に、キリスト教が駆逐出来る迷信の一つに吸血鬼を含むと喧伝したことが大きい。 元はキリスト教の信徒だから、それに反した吸血鬼に堕した身に効く……とされることもあるが、十字架なんか効果が無いとする描写も少なくない。 実際、宗教が違う地域で十字架が有用か?他の宗教は意味が無いのか?という話ではあるが、 線や角を組み合わせた“シンボルその物”が不浄の存在に効くのだ、とする解釈もある。プラシーボ効果? ニンニクの臭いに弱い ニンニクはエジプトでは広く悪に対して効果があると伝承されており、それが世界各地に広まった。 強い匂いを放つニンニクの類は吸血鬼の正体の一つである鳥獣避けにも効果があるので、其所から吸血鬼避けを連想したのも当然だろう。 ちなみにニンニクには強い殺菌作用もある事で知られているので、下記の感染の理由をウィルス等に求めてもそれなりに説得力を保てる面も。 面白い例として、『魔法先生ネギま!』のエヴァンジェリンにはニンニクと同時にネギも効いた。 『吸血鬼ハンターD』第1話にあったように硫化アリルが特効らしい。 となると、同じように硫化アリルを含むラッキョウ・ニラ・タマネギのいわゆる仏教五葷も嫌がらせになるかも。 杭で心臓を打たれると死ぬ 吸血鬼の心臓を白木の杭で打つと、夥しい血を流して死ぬ。やり方が地味な為、あまりフィクションでは採用されることのない弱点。 そんなことされたら吸血鬼でなくても死ぬ、なんてツッコミもあるが、むしろこうでもしないと死なないと言った方が正確。 つまりは弱点というより吸血鬼を滅ぼせる特別な手段と言った方が良い。 木ではなく銀の杭だという説もある。また杭を抜くと復活するので、 刺さった状態のまま、死体を焼き尽くしたり太陽に当てて灰にする必要があるとされる事もある。 なお、19世紀初頭に実際にクライン公爵領(ユーゴスラビア北西部)で吸血鬼と疑われた生き返った死者を木の杭で滅ぼしたとする記録が残るが、 フィクションの様に灰になった訳ではなく鮮血を飛び散らせて死んだ=カタレプシーから目覚めた患者を殺してしまったと受け取れるものとなっており、 19世紀にもなって未だに吸血鬼への迷信と恐怖が現実にも残っていたのが窺える記録となっている。 水に弱い 水には清めの力(日本でいう禊)があると考えられていた為。 さらに祈祷等によって力が込められた聖水が効果的。 雨に触れただけで意気消沈するという場合もある。 流水を渡れない 通常の水は平気だが流水は駄目というパターン。川に入れない、橋を渡ることすらできないというもの。海は論外。 生まれた土地に縛られる(*3)という事で、地霊のような要素を持つのかもしれない。 近年は飛行機が普及したのでその辺の解釈もさまざま。 吸血鬼は項目冒頭の詩編の様に、元来は先ずは血縁に害を及ぼすと考えられていたことも同じ理由であろう。 火に弱い 元が人間である以上、吸血鬼に限らず似たような怪物は大抵そうだろう。直火を克服するアンデッドはそうそういない。 キリスト教では復活の為に遺体を残しておく必要がある訳だが、吸血鬼に成り果てる等、汚れた存在は焼却されるという罰の意味もあったことからの発想であろう。 実際に、生前に罪を犯した者や悪徳に染まった復活に値しない魂を持つ者が吸血鬼になるとも考えられていた。 創作では、宗教的な理由は抜きで乾いているから燃える等、身も蓋もない理由で弱いとされる場合もある。 異常に発達した犬歯 血を吸う為に発達したとされており、血を吸われた後の人間がどうなるのかは諸説あるらしい。 ただし、オルロック伯爵ことノスフェラトゥはネズミのように前歯が発達しているため、このカテゴリーには属さない。 眷属に蝙蝠や不浄の獣 同じ闇夜を生きる存在として選ばれたのかは不明だが、吸血鬼を語る書物の中では度々書かれる事も。 自身が蝙蝠に化ける事ができるとされる事もある。 尚、他にも狼や蠍といった危険であったり不快な生き物が吸血鬼や魔物の眷属として扱われる場合があるが、 こうした考え方は原始宗教の頃より存在していたらしく、キリスト教の教義にも影響を与えた世界初の世界宗教であるゾロアスター教にも見られる。 人間離れの身体能力 人ならざる者らしく、常人とは比べものにならない力を持つとされる。 鏡に映らない ぱっと見では人間と見分けがつかないことが多い吸血鬼だが、人間とは違って鏡に映らないという特徴を持つという。 『ルパン三世』ではそれを忘れて、吸血鬼に変装したルパンを見抜けなかった間抜けな吸血鬼がいた。 本来は鏡に映るのだが、ドイツ文化圏では鏡は魂を映す道具であると信じられていたため、肉体と魂の結びつきが弱い吸血鬼は鏡に映らないとされていた。 実際、吸血鬼とは現実の狼等の脅威と、信仰上の精神的な脅威の両面が合わさって出来た概念と考えると、悪霊的な側面も持つと想像され、属性に含まれることは納得出来る部分である。 カメラはどうなんだろう? ちなみに『ダレン・シャン』では「人間とは振動が違う」ために鏡やカメラに映らないという設定がある。 招かれていない家には入れない 悪魔達と同じく、住民に許可を貰わなければ建物に入る事は出来ない。 当然、神の言葉で守られた教会や聖域なんかにも入れない。 この辺も、吸血鬼が宗教的な意味での堕落者、契約に縛られたが故に神の言葉で退散させられる者……と考えられていた影響が窺える。 見ての通り弱点とされるものが非常に多く、「むしろ雑魚なのでは?」なんてネタにされることもあるが、 実際はそれらを加味してなお人間にとって脅威となるスペックを持っているということである。 どうしてそんな発想に至った?という設定もある訳だが、上記の様に吸血鬼とは現実の獣害やらの恐怖、人間の抱えた暗部への嫌悪感と、 それを禁忌とした宗教的規範から外れた精神的な恐怖と、その双方向からの概念の組み合わせが正体と考えると案外と考察出来るものである。 勿論、創作によって尤もらしく追加された要素も少なくなく、太陽の光に対して月の光の一筋で復活したりといった要素は古代からの魔術めいた俗信からの発想だろうか。 また、吸血鬼を生物とするか霊的な魔物と解釈するかによっても創作での描写に違いが見られる。 【血を吸われた者の末路】 先に述べたように血を吸われた人間がどうなるのかは諸説あり、 どれが正しいのかも決められている訳ではない。が、とりあえずメジャーであろう物を挙げてみる。 同族になる 童貞などが吸血鬼に血を吸われる事によって吸われた人間も同じ吸血鬼に変化するとされるつまり俺達も(ry。 この解釈の場合、吸血という行為は食事であると同時に繁殖行動でもあるということとなる。 吸血鬼は食欲と同時に性欲も満たしているのだ。 作家の新井素子は『二分割幽霊綺譚』で「吸血で同族が増えていたらその内皆吸血鬼化して食い物の不足で餓死するよ」とこの特性が無い吸血鬼にツッコませている。 また別作品『週に一度のお食事を』では、逆にこの設定を採用し、「アジア人を吸血鬼にした上で全滅させる欧米の陰謀ではないか」というブラックなオチを描いている。 そのため『ブラッドジャケット』や『傷物語』ではその面倒を防ぐため、「只の獲物は『喰らいつくす』」事で対処(?)していた。 古典的な小説や映画だと、血を吸われた場合ではなく吸血鬼の血を飲んだ場合に同族化するというものが多い。 ゾンビになる ロメロゾンビ自体が、ブードゥーのゾンビよりも古い伝承の吸血鬼に近いものであるが、 「吸血鬼自身は知性を持った種族、吸われた側は生きる屍となる」作品も結構ある。 干からびる 血を吸われ尽くしてミイラのように干からびてしまうとされる。 人外の力を得る 吸われる際に吸血鬼の血が混ざる事により人でありながら人外の力を得たりする。 麻酔を打たれたようになる まるで麻酔がなされたように動けなくなり、 涙等身体中の体液が勝手に放出(小便含む)され、五感がほぼゼロになる。 これは一時的な症状で、一定時間で回復する。 傀儡化 血を吸われた者は自分の血を吸った吸血鬼からの命令に、一切逆らう事が出来なくなるという物。 似たような例として洗脳や魅了されるという例もある。 【漫画等での存在】 漫画の中でも変わった存在とされ、存在形態も様々。 作品によっては、吸血鬼の弱点や生態を独自の解釈により語ることもあり、 「十字架が苦手とされるのは人と吸血鬼との闘いの場に態と残されたのを見て苦手と勘違いさせたから」 「銀が苦手なのは化学反応により酸素が異常に生成され処理しきれない為」 「ニンニクが苦手なのはニンニクの成分が吸血鬼にとって致命的な有害物質の為」 「十字架が怖いのは『十字架型』のものを怖がるように本能に刷り込まれている為」 「実は吸血鬼は元々敬虔なクリスチャンで、十字架を突きつけられて苦しむのは吸血行為を行なった自らの罪悪感の為」 「吸血鬼はウィルスによるものであり、太陽光に弱いのは紫外線がウィルスを殺すため」 「信仰心の無くなった現代では、十字架もニンニクも聖水も通用しない」 「吸血鬼が、と言うよりあの世の存在である不死の怪物が銀の武器に弱いのは、銀があの世でもこの世でも共通に存在する金属だから」 「ニンニクは吸血鬼を怯ませるが、数分経つと克服されてしまう」 「吸血鬼は光も銀も十字架も杭も苦手としない」 「先天的な吸血鬼と後天的な吸血鬼がいる」 「吸血鬼化は吸血ではなく血を与えることによって行われる」 「三下はゾンビ」 「吸血された人間は、その吸血鬼に恋をしなければ吸血鬼化しない。また、初めて血を吸われた時から1年以内に吸血鬼化しなかった人間は永久に吸血鬼化しない」 「吸血鬼の方から人間に惚れた場合、惚れた人間の血を吸うと、その人間は死んでしまう」 「吸血鬼は人間だった頃の私物が弱点となり、その効果は私物への思い入れが強いほど高い」 「吸血鬼になると、少しずつ人間だった頃の事を思い出せなくなる」 「血液を操って戦う」 「文字通り「鬼」としての性質も持つ」 …等など、作品によって多種多様な特性・弱点を持つ。 たまに人間に生かされているといった考えもある。中には人間を賞賛する凄いやつもいるらしい。 創作物では決して多いわけではないが、種族として人気がある。 【吸血鬼の代表例】 ここでは創作物における吸血鬼の代表例として、5名のキャラクターを紹介する。 この5名で我々が良く知る吸血鬼のイメージが固まったと言っても過言ではなく、 後述する吸血鬼キャラクター達は皆、設定面やビジュアル面等で何らかの影響を受けていると言える。 ルスヴン卿 イギリス人の医師、ジョン・ポリドリが1819年に発表した『吸血鬼』に登場する男性の吸血鬼。上述の通り、本作が世界最古の吸血鬼小説とされる。 ポリドリが主治医として仕えていた貴族のバイロン卿がモデルとされている。 美形、貴族、夜会服といった吸血鬼キャラに多く見られる特徴はルスヴン卿の時点で既に完成している。 ただし後続の吸血鬼との最大の違いとして牙を持っていないという特徴があり、吸血の際は獲物の喉を食い破って血を啜っている。 また、当時は日光が弱点という設定も存在していない。 マイナーなキャラではあるが、発表当時は僅か1年で舞台化され複数の国で上演される程の大ヒット作だった。 日本だとマンガ『ヴァニタスの手記』に同名の吸血鬼が登場している。 ヴァーニー卿 イギリス人の作家、ジェームズ・マルコム・ライマーが1848年に発表した『吸血鬼ヴァーニー、或は血の饗宴』に登場する男性の吸血鬼。 フルネームはフランシス・ヴァーニー。 本作のヴァーニー卿から我々が良く知る牙を持つようになり、また吸血鬼の被害者は吸血鬼と化すという設定に最初に触れた作品でもある。 彼もまた日光を浴びても平気なデイウォーカーだが、加えてたとえ死んでも月光を浴びれば復活するという驚異的な再生能力を持っている。 後述するドラキュラにも多大な影響を与えた作品だが、日本国内での知名度は今一つ。 と言うのも本作は雑誌連載のみで単行本化されておらず、しかも掲載誌は戦争で現物が消失、全220章のうち現存しているのは半分以下で邦訳のしようがないため。 にもかかわらず、1970年代に水木しげると人気を二分した作家の佐藤有文が自著で紹介しているため、 特定の世代には「不死身の吸血鬼バーニー」として名前だけはよく知られていたりする。 カーミラ イギリス時代のアイルランド人の作家、ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュが1872年に発表した『カーミラ』に登場する女性の吸血鬼。ガチレズの変態。 あらすじ等の詳細については該当項目参照。 吸血鬼は生前の名に縛られ、偽名にはアナグラムを用いるという設定を初めて用いた作品。 日本国内では近年になって爆発的に知名度が上がってきているキャラだが、ヨーロッパでは今でもマイナーな作品らしく、 2019年に久々に映像化されたにもかかわらず配給元が付かず、その結果劇場公開ではなくネット配信という憂き目に遭っている。 ドラキュラ伯爵 吸血鬼の名称としてはおそらく世界で一番有名。 よく日本では「吸血鬼」の意味とされる事が多いが、あくまでも小説の登場人物の固有名詞であり、吸血鬼全般をドラキュラと呼ぶのは間違い。 イギリス時代のアイルランド人の作家、ブラム・ストーカーが1897年に発表した恐怖小説『ドラキュラ』に登場する男性の吸血鬼。 ドラキュラ伯爵は原作小説では「背の高い男」などとされる。 彼がロンドンのカーファックス屋敷を買いたい、とホーキンズに依頼したことから『ドラキュラ』の物語が始まる。 モデルは暴君・猛将として有名な「ワラキア公ヴラド3世」。 父が竜騎士団の騎士で「ドラクル」と呼ばれたことにちなみ、「竜の息子」を意味する「ヴラド・ドラキュラ」と名乗っていた。 ちなみに ドラキュラ(Dracula)→ 反転 → Alucard → アルカードorアーカード であり、吸血鬼(Vampire)の名前として日本ではドラキュラについでメジャーな名前と言える。 吸血鬼が偽名にアナグラムを用いるという設定自体は上述した通りカーミラが初だが、 このアルカードという名前を世界で初めて使用したのは1943年に発表された『夜の悪魔』というホラー映画である。 オルロック伯爵 ドイツ人の映画監督、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ムルナウが1922年に発表した映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に登場する男性の吸血鬼。 吸血鬼が登場する世界初の映画。 他の吸血鬼達と違い、禿頭、ギョロ目、カギ爪という悪魔的な外見が特徴。 吸血鬼は眷属として吸血蝙蝠以外にも不浄な獣を使役するとされるが、彼は無数のネズミを使役する。 実は本作、本来は『ドラキュラ』を映画化する予定だったのだが版権が取得できず、やむなく登場人物や舞台を変更して撮影されたという代物。 しかしながら話の展開は変えずにそのまま撮影してしまったため、案の定ブラム・ストーカーの遺族にブチ切れられ、裁判では見事に負けている。 【吸血鬼とされる、または吸血鬼モチーフのキャラクター】 ※吸血鬼タグで検索 ※血を吸う生き物や魔物等に関しては、吸血の項目も参照されたし。 ヴラド・ツェペシュ エリザベート・バートリー 吸血鬼エリート、カミーラ(ゲゲゲの鬼太郎シリーズ) ダレン・シャン、ラーテン・クレプスリー、スティーブ・レナード、他多数(ダレン・シャン) 望月ジロー (BLACK BLOOD BROTHERS) 千堂家全員 (FORTUNE ARTERIAL) スレイヤー (GUILTY GEAR) アーカード、セラス・ヴィクトリア、他多数 (HELLSING) シルヴィア=ルナ=インフィニタス、フィリア=ルナ=インフィニタス、水無瀬紫(Lunaris Filia ~キスと契約と真紅の瞳~) エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま!) ボリス・ツェペシュ・ドラキュラ(シャーマンキング) 夜音(夜と血のカンケイ) 『赤バラ』ローズレッド・ストラウス、『腐蝕の月光』アーデルハイト(ヴァンパイア十字界) レオニード(ロマンシング サ・ガ3) トゥース・ブラッドペイン、クライド・ブラックストーム(アンリミテッド・サガ UNLIMITED SaGa) ネクロード(幻想水滸伝) シエラ(幻想水滸伝2) 夜魔ヴァンパイア、幽鬼ストリゴイイ、幽鬼クドラク(女神転生シリーズ) 天堂天山/幽鬼テンドウ(真・女神転生デビルサマナー~悪魔召喚士~) アルクェイド・ブリュンスタッド、ネロ・カオス、その他二十七祖などの死徒(月姫) デミトリ・マキシモフ(ヴァンパイア) 綺堂さくら、氷村遊、月村忍(とらいあんぐるハートシリーズ) キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(化物語) 月島亮史、上弦(吸血鬼のおしごと) マレヒ 玖蘭枢、玖蘭優姫、他玖蘭家全員、霧生零、ナイトクラス全員(ヴァンパイア騎士) レイチェル=アルカード(BLAZBLUE) 神威、昴流、ユゥイ・D・フローライト、星史郎(ツバサ-RESERVoir 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ブレイド、ディーコン・フロスト、モービウス、バロン・ブラッド他多数(MARVEL COMICS) エドガー・ポーツネル、メリーベル・ポーツネル、アラン・トワイライト、他多数(ポーの一族) メル・ゼナ(モンスターハンターシリーズ) 葉月(月詠) ミナ・ツェペッシュ(ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド) ジル/パテキュラリー・ジルコニア・ブロード(僕の血を吸わないで) クロウ、黒蜜(黒塚 KUROZUKA) エンジェル、スパイク、ダーラ、他多数(バフィー) エドワード・カレン、他多数(トワイライト) セリーン、他多数(アンダーワールド) 逆巻兄弟、無神兄弟、月浪兄弟(DIABOLIK LOVERS) 立華リンド(Dance with Devils) ヴァレンテ家、アンリエッタ、アルジャーノン(VAMPIRE SWEETIE) ルナ・フリード・クイーン(BLOODY†RONDO) 紫藤龍彦(Night Walker -真夜中の探偵-) 幸守クナイ(クナイ伝) クロ、椿、スノウリリィ、ヒュー、他多数(サーヴァンプ) にゃんぱいあ(にゃんぱいあ) 小野(ゆきの咲く庭) 江藤蘭世、江藤望里(ときめきトゥナイト) アデレイド・アグレイアーデン、マルゥル・ルルー・ド・ベルテンス、他多数(暁のヴァンピレス) マリア(昭和不老不死伝説バンパイア/近未来不老不死伝説バンパイア) ミルチャ・ミリエール、他多数(ヴァンパイヤー戦争) エス、クリストフェル・マルカヴィアン・ヴァクトマイステル、他多数(蠅声の王) アルマリア(アンジュ・ヴィエルジュ) クド・リクアリア、エルフィーナ・リクアリア(ヴァンパイアクルセイダーズ) レイン(ブラッドレイン) 湊ミサキ、ヒグレ、アルテイル、他多数(BLOOD ALONE) シュロッターシュタイン家(ちびっこ吸血鬼) カエルラ・サングウィス(銃夢 LastOrder) ユリアス・フォルモンド(Shadowverse) ビリー・龍(ブラックロッド) ロー、レイミア(ゴスデリ) エル(宵待姫 ~大正淫猥吸血姫譚~) 草薙柊真、カレン、イリス、リコリス(吸血姫のリブラ) イルミ・ブロムベルグ(グロ・でれ) 姫獅子獅音、凍條覚夜、蒔耶閏美(とらぶる@ヴァンパイア!~あの娘は俺のご主人さま~) 姫宮氷織(ステルラ エクエス コーデックス) アリア(ちょこっと☆ばんぱいあ!) 浦杜撫子、浦杜梨緒、浦杜亜利子(あまかみバンパイア) リトル・ドラクレア、ラドウ・ドラクレア、ブラド・ドラクレア(プリンセスナイトメア) 志賀喬(ヴァルプルガの詩) 桐生一真(Sacred†Vampire) レギナルト・アーベライン(葬送鬼レギナルト) 花厳アイリス、刀祢紫苑(吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん) ヴラド(神とよばれた吸血鬼) 七草ナズナ、その他多数(よふかしのうた) 墓城七姫、墓城の使用人(Z/X) アルカード・ロア(エミルクロニクルオンライン) 黒埼ちとせ(アイドルマスター シンデレラガールズ)※本人曰く「吸血鬼の末裔」 佐倉薫※上記に挙げた黒埼ちとせの中の人。過去に「吸血鬼の末裔」を称していた時期があった ルミナス・バレンタイン、トワイライト・バレンタイン、ルイ・ヴァレンタイン、ロイ・ヴァレンタイン、ギュンター(転生したらスライムだった件) バルドイード、ファルゴール(地獄堂霊界通信) 霧生見晴(ウィッチウォッチ) 月山元/元四郎、鈴木聡/隆ノ介(バンオウ-盤王-) ミア・チェルシー・リコ・レイラ・エマ (Beatcats) 新人類の皆さん (流血鬼) 血に飢えた方々や吸血鬼の眷属の方々は追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-08-04 23 15 55) そういえば、ブレイド3で、女吸血鬼の性奴隷だか常食用の血液タンクにされた男がいたね。 -- 名無しさん (2016-10-27 16 47 11) ちょっと疑問に思ったんだが、母乳って母体の血液から作られて、かつ成分も血液とほぼ一緒じゃん? ......吸血鬼の皆さんは牛乳や、人間の女性の母乳で生きていけるんじゃないのかな、と。......どうなんだろね、実際(?)は...。 -- 名無しさん (2016-11-21 19 58 57) 吸血鬼のルーツをどんどん辿っていくとギリシャ神話の女神ヘカテーにたどり着くとかなんとか -- 名無しさん (2017-05-25 21 48 41) ↑2 面白い発想だな、和解できるかも -- 名無しさん (2017-12-25 10 18 14) 血液型占いを気にしたり、「ニンニクはともかく心臓に杭を打ち込まれりゃ吸血鬼に限らず誰だって死ぬよ!!」だったり、空想科学読本の吸血鬼はかなりフフッてなる -- 名無しさん (2018-03-08 19 35 23) ↑実際は「心臓に杭を打ち込まなきゃ死なない」なんだよな。この弱点自体は吸血鬼の弱みじゃなくて強みが機能しない部分。アキレウスの踵と同じ。 -- 名無しさん (2018-03-08 19 50 14) ↑2ニンニクアレルギーなのかな? -- 名無しさん (2018-03-27 23 14 43) 昔どっかで見た書き下ろしイラストか何かだが、幼児吸血鬼(見た目2〜3歳)が自力で血を吸う相手を見つけられないから近場の人間のお姉さんに頼み込んで抱っこしてもらいつつ首筋から血を吸わせてもらうイラストがあってなんか可愛かったのを覚えてる。どこに載ってたやつかは覚えてないが。 -- 名無しさん (2018-03-27 23 31 54) ↑7 ヴァンパイア騎士では血液の代用品としての薬品が出てきたね。人間に好意的な吸血鬼は皆それを常用している。 -- 名無しさん (2018-09-29 11 04 03) 杭で心臓を打たれると死ぬってそりゃ吸血鬼じゃなくても死ぬよね -- 名無しさん (2018-09-29 11 37 34) ↑実際、間違って埋めちゃった人を情を抜きにして一思いに殺すって意味合いもあったのかな?と思う。 -- 名無しさん (2018-09-29 11 51 55) 6期鬼太郎で「カミーラを女性化するなんて流行に乗ったことしないで欲しかった」だの「新参者な吸血鬼じゃなくドラキュラ使ってよ」という意見があったのは眩暈がした。元ネタのカーミラは元から女性で小説のドラキュラより歴史が古いんです・・・ -- 名無しさん (2018-11-06 22 24 58) ↑「カーミラを女性化」というパワーワードよ -- 名無しさん (2018-11-06 22 45 54) サキュバスは牛乳をお供えしておくと例のアレと勘違いして持っていくらしいが、吸血鬼はトマトジュースでもお供えしておけば安全なんだろうか -- 名無しさん (2018-11-14 16 19 23) 変わり種の吸血鬼としてはピーター・ワッツの『ブラインドサイト』に出てくるのとかあったな -- 名無しさん (2018-11-14 16 49 29) ドラキュラ使っては別にカーミラもといカミーラではダメというわけではなく、代々妖怪大戦争回はドラキュラだったから踏襲して欲しいというのもあるのだろう。発表時期は古参でも知名度が足りない。特に前期はチャラい3世と偉大な1世とキャラ立ちも悪くなかった。まあ魔女がテンプレと違った立ち位置なので仕方ないが。ちなみにカーミラは原作でもいくつかアナグラムの名を使っていたので、カミーラと名乗っていてもまあいいかなって思う -- 名無しさん (2018-11-14 17 04 19) 十字架が効かないよう仏教徒になった、なんてネタも。 -- 名無しさん (2018-11-15 23 53 50) マレヒってマレフィセント? -- 名無しさん (2018-11-16 04 15 07) トリニティブラッドの吸血鬼の設定も好きだったな。火星で発見されたウイルス(ナノマシン)が、赤血球を破壊する代わりに超パワーを与える。ただし紫外線を浴びると暴走して肉体を蝕むようになり、銀を摂取するとナノマシンが機能を一時的に停止するっていうの。 -- 名無しさん (2019-01-14 16 27 21) 日本のフィクションでは無許可で家に入れない設定あんまり採用されない -- 名無しさん (2019-04-28 16 19 13) 屍鬼とBBBでは採用されてたな。他はたしかに思いつかないが -- 名無しさん (2019-04-28 16 21 04) 流れ水(川)や海を越えられない、偽名を使えない(アナグラムは許可)という性質は「土地に縛られる」とまとめられる場合がある。夜魔であると同時に、地霊の悪性変異なのかもしれない。 -- 名無しさん (2019-05-21 04 26 46) ↑土地に縛られると言えば、休息用棺の底には死んだ場所の土を敷いておかないといけない、みたいなルールもあったような。 -- 名無しさん (2019-05-27 17 48 11) 鬼滅の鬼は吸血鬼に近いよね -- 名無しさん (2020-01-04 00 22 41) カッコいいイメージも多いが、弱点も多いのでギャグキャラとしても重宝される。 -- 名無しさん (2020-01-22 08 35 03) 女吸血鬼は色っぽい大人のお姉さんか少女の両極端なイメージがある。 -- 名無しさん (2020-01-23 14 29 27) 何やら急激に追記されてちょっとした考察レポートになっててぱねぇ -- 名無しさん (2020-01-23 21 37 05) ドラキュラ読んでみたが、犠牲の描写が生々しい。そして「貴様のような奴はクズだ 生きていちゃいけない奴なんだ」って気になる。 -- 名無しさん (2020-01-24 21 16 33) 日光・銀・ニンニク・流水・火など、弱点の多くは除菌・殺菌に効果がある。というか、洋の東西問わず「邪を払う物」の多くが当てはまると言うべきか -- 名無しさん (2020-09-17 17 59 07) ↑ペスト(黒死病)の方便にも吸血鬼が持ち出されたそうだから、その辺からの発想もあるんだろうね。 -- 名無しさん (2020-09-17 18 17 19) 血を吸われると快感を覚える設定の作品好きなんだけどどの程度一般的なのだろう -- 名無しさん (2020-10-01 17 10 16) ↑寧ろ王道じゃないかな? -- 名無しさん (2020-10-01 17 12 42) 「ドラキュラ」で夢遊病者の女性が咬まれて吸血鬼化するのでそういう印象が広まったのかな。離された後は貧血でぐったりしてしょっちゅう輸血が要ることになるんだが -- 名無しさん (2020-10-01 17 44 11) しれっと荒木先生が入ってるの笑う -- 名無しさん (2021-04-13 13 35 38) ホテル・トランシルヴァニアでは吸血鬼の弱点や特徴が悉く伯爵に否定されてたな。ニンニク→アレルギーだから食べれない(食べるとオナラが止まらなくなる)、心臓に杭&銀製品の攻撃→そもそもそれで死なない奴がいるか?、日光→確かに弱点だけど死にはしない、吸血→動物の血の方がヘルシー。人間のは飲むと胃もたれするから嫌い。 -- 名無しさん (2021-07-03 11 21 14) 仮面ライダーのオルフェノクも元ネタの一部にコレが取り入れられてると思う -- 名無しさん (2021-07-05 10 10 18) 「日光、ニンニク、銀、流水は全部殺菌に用いることができる」って柳田理科雄の考察に納得。 -- 名無しさん (2021-07-28 09 23 58) 例のところに荒木飛呂彦いるやんけwww -- かき氷 (2021-09-21 22 35 12) こいつらが血の池地獄に行ったら、ご馳走だと喜ぶんだろうか -- 名無しさん (2021-10-13 19 54 55) ↑ 人間でいう牛乳風呂みたいなもんかも -- 名無しさん (2021-10-13 20 54 59) 吸血部隊レッドショルダー -- 名無しさん (2021-10-29 13 32 58) スナァ… -- 名無しさん (2021-11-21 00 44 25) ↑吸血鬼すぐ死ぬは「変態は大半が吸血鬼」という状態でかつギャグだからわかりにくいが、吸血鬼のネタとしては作者はガチの吸血鬼マニアなのでマニアックなネタも多い。 -- 名無しさん (2021-12-13 12 08 08) 「真祖」という言葉を吸血鬼に適用したのはバスタードだったとかw(吸血鬼ハンターDでは「神祖」) -- 名無しさん (2022-03-26 13 08 00) ドミトレスク夫人や三姉妹の魔女もこれに入るかな -- 名無しさん (2022-06-11 23 13 56) 「戦慄!! タコ少女」の吸血ババァ。心臓ブッ刺して退場のハズが…。 -- 名無しさん (2022-09-19 09 14 14) 弱点が多いため「単純な戦闘能力なら作中トップクラスなのだが、弱点多すぎて戦力にならない」なんてギャグ扱いされる作品もある。 -- 名無しさん (2022-10-23 00 13 00) 麗しい美少女や美女が吸血鬼に首から血をチューチューされるのはエロい -- 名無しさん (2023-05-21 20 29 34) 「母乳が弱点で浴びると滅ぶ吸血鬼」というマンガを見た後に「母乳は血液を濾したものだから吸血鬼の栄養源として成立するかも」というつぶやきを見て困惑 -- 名無しさん (2023-11-26 14 45 22) ↑予言してやろう・・・そんなあなたは次に吸乳鬼を読む -- 名無しさん (2024-04-25 18 42 07) 来世は終わりのセラフのクルル様の様な美少女吸血鬼に転生したいなぁ…… -- 名無しさん (2024-04-25 23 42 58) 流血鬼の新人類は吸血鬼やゾンビとは似て非なる存在なので、厳密に言えば、"疑似吸血鬼"といったところでしょうか。 -- 名無しさん (2024-04-28 17 22 26) 名前 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500 名無しかわいいよ名無し 2008/03/14(金) 18 43 17 ID pzwrrd7N0 パンッ!! ウガァー…少「見ろ、ドク!一発だ」博「(実銃の腕はあんななのに、なんでゲームはこんなに…)」502 名無しかわいいよ名無し 2008/03/14(金) 20 30 33 ID MFplSa6n0 志貴「この娘剥くの飽きたな…」横島「2時間でゲーセンの脱衣麻雀5台コンプ…お前エロ絡むと無駄に無敵だな」505 名無しかわいいよ名無し 2008/03/14(金) 23 02 41 ID MH2IhJ5N0 若ウォル「ほい。」ロリ旦那「キャンディ?何ゆえにこんなに沢山のキャンディを私に?」若ウォル「今日はホワイトデーだろ?」ロリ旦那「おお! すっかり忘れておった。」若ウォル「お前は基本的に見返りとか気にしない性格だからなあ。」ロリ旦那「フ、下僕生活100年で培った奉仕の精神の賜物よ。」若ウォル「自分が奉仕するのに相応しくない奴には遠慮なく牙向くじゃねえかよお前は。」ロリ旦那「まあ、それはともかく有り難くいただこう。そう言えばアルクは志貴にカカオの木をバレンタインデーにプレゼントしていたがお返しは貰えたかのう?」若ウォル「貰えたらしいぜ。サトウキビの苗をな。」ロリ旦那「チョコの原材料を貰った訳だから飴に使う砂糖の原材料をお返しに送った訳か。」若ウォル「アルクの奴は志貴に貰ったものだからって大喜びしてたけどな。」518 名無しかわいいよ名無し 2008/03/15(土) 22 18 59 ID GgAkZ8yM0 gt; gt;432の続き月面町夜話日が沈み、夜の帳が町に降りる。ここは月面町の郊外にある彼岸山。怪しげな獣やあやかしがうろつき、マンジュシャカが一年中咲いている訪れる人もめったに来ないこの山には寺が建立されていた。この寺の和尚である青山龍ノ介が夕餉を済ませ、食後の玉露を弟子の明と飲んでいると「ごめん、和尚殿はおられるか。」「ヘルシング機関から来ましたー。」という声が玄関の方から聞こえる。明はその声を聞き、和尚に言った。「あの声は、アーカード先生とウォルターですね。」和尚は明にこう指示を出した。「この時間に何の用かの?客間にお通ししろ。茶はワシが用意しておく。」明が玄関に向かえに行くと、そこには幼女とつきそいの少年がいた。つきそいの少年、ウォルター・C・ドルネーズは明に聞いた。「夕飯を済ませたぐらいの時刻を見計らったつもりだったけど、今、お邪魔しても良かったかい?」その問いに明はこう返した。「おお、今、お茶を飲んでいた所だ。取り合えずウォルターも先生も上がって話そうぜ。師匠も奥の部屋でお待ちだ。西山からいい玉露が手に入ったからって差し入れがあってよ。」客間に二人が通され、和尚、明、ウォルター、アーカードの4人で話し合いが始まった。まず和尚がアーカードに質問をし、会話が始まる。「お二方がこんな時間にこの様な場所に訪ねてくるとは何か余程の事があったのかの?」「うむ、この山の『ご老体』に話があるのだよ。しかし、この山はこの彼岸寺のの所有地であるからして、『ご老体』に会うにはまず和尚に山に入る許可を求めるのが筋だろうと思ってな。」「ほう? 妖怪樹のご老体に用が?確かにこの山は寺の所有地じゃが、あのご老体は数千年の樹齢を誇るダン殿並みの長寿吸血鬼じゃ。月面町が出来る以前より生えておる偉大なる木じゃ。この寺を建立する際もあのご老体から『山を手入れをするものが居たほうがその山は良く木が繁ると聞く。同じ吸血鬼のよしみじゃ。寺を建てるのに必要な土地だけを使うというのなら、ここに寺を立てても構わん。』と許しを得てここに寺を建てた訳じゃから、この山は寺の所有地という事になってはいるが本当の主はあのご老体のようなものよ。もし、ご老体を粗末に扱えば世界の吸血鬼が憤慨してこの町に押し寄せかねん。13課と違い道理を弁えたお二方じゃから、ワシとしては山入りは別に構わんが何があったのじゃ?」「山は本来、ただそこにあるもの、誰のものでもあらず、か。…まずご老体に伝えたい事を和尚にも伝えよう。ウォルター、写真を。」「ん。まずはこの写真を見てくれ。」ウォルターが差し出した写真には、胃袋の上に目と口だけがある小さな顔が乗っただけといった、不思議な怪物が写っていた。その写真を見た明は言った。「邪鬼でもこんな奴見た事ねェよ。」ウォルターは真剣な顔で喋り出した。「ほら、この町に『ガラン、ガラン』と音を立てて人を襲う化け物の噂が立ったろ?その化け物がこいつ。名前はペナンガラン。マレーシアの吸血妖怪なんだと。俺に襲い掛かってきたんで退治したのはいいけどこういう南洋の吸血鬼の事は俺らは疎いんだよ。この町に何でこんなもんがきたのか?何かの予兆なのか?詳しい事が分かりそうな人は限られる。そこで、まずは長生きで世界の吸血鬼事情にも詳しい妖怪樹のご老体に話を聞きたいって訳なんだよ。」事情を聞いた和尚はこう言った。「…もしかしたら一大事の予兆やもしれんのう。よし、ワシと明もついていこう。この町に住むものとして、何かがおこっているのであれば、ワシも聞いておきたい。」528 名無しかわいいよ名無し 2008/03/16(日) 19 06 37 ID 6R44QYp/0 若ウォル「俺はアルコールで火炎放射とかしなけりゃならんのか。で、糸の薀蓄を喋るってか。…おい、何やってんだよアーカード。」ロリ旦那「まずは気分からという事で、眼帯を作ってつけてみた。まわし受けを見よう見真似でやってみるのも一興!」541 名無しかわいいよ名無し 2008/03/17(月) 23 59 03 ID dVnaLfi70 gt; gt;540志貴「やかましい!脳内なら金髪3○しようが、メイド姉妹丼喰おうが、王族姉妹調教しようがダブルロリ吸血鬼とちゅっちゅしようが、美姫と高級なお風呂屋さんごっこしようが俺の自由だろ!!」542 名無しかわいいよ名無し 2008/03/18(火) 00 20 05 ID TnyTqjrq0 ゾーリンは悲鳴を上げる様なヤワな精神構造してねえだろ凄惨な過去持ちのセラスの脳内や血生臭くて当たり前な傭兵の脳内を覗いて頬を歪めるような黒い笑いを浮かべるのがゾーリンだ。ゾーリンが心を覗いて悲鳴を上げるとしたら他人の心が混ざり合った奴だたった一人しか混ざってないセラスでアレだから旦那の心を覗いた場合はゾーリン「もっとだ!もっと奥へ来い!アーカード!」0・1秒後ゾーリン「あははははははははははは♪チョウチョさん待てー♪」セラス 「見えない蝶を追いかけて走っていっちゃいましたよマスター…。」アーカード「私が内包してある命の数だけの記録を一度に見たんだろう。そして、あいつの頭で対処しきれなくなった結果イカれたんだろう。」553 名無しかわいいよ名無し 2008/03/19(水) 00 49 59 ID VCCqdbmF0 アニヲタ店長少佐 「大打撃!大打撃!ついに萌香フィギュアが当たったぞ!!」太臓 「畜生!俺ジャンプSQ大人買いしたのに当たんなかったぞ!!」ドク 「ここまで弄ったのに…やはり中国製セイバーではこれが限界か」大尉 「…」シュレ「大尉またエロゲー?」太臓 「ただのエロゲじゃないぞ坊主、K○NONという過去の名作だ」シュレ「結局エロゲじゃん…」アルク「ちわ~♪真月譚の最新刊ある~?」セラス「こ、ここは止めましょう先輩、何か雰囲気から言ってヤバ気ですって!」アルク「でも志貴がここには何でもあるって言ってたよ?あ、わたしとセラスの似顔絵本がある。でも何でチューしてんだろ?」セラス「な、ナンデスカソレ!!」クロウ「あの、頼んでたメイド服届い…あ、アルクェイド先生!!」セラス「く、クロウ先生!?」四季 「おい、裏シスプリ入ったってマジか~?」エミール 「あの【梨花ちゃんお持ち帰り!】が入ったそうだな」セラス「…うわぁい」アルク「ふむふむ、女同士でも仲良ければこういうことするんだ…」パラパラ560 名無しかわいいよ名無し 2008/03/20(木) 11 39 53 ID taaXwEAf0 月面町夜話 その3妖怪樹のご老体もとへ向かうべく明と和尚は武装をする。ご老体の生えている彼岸山の奥のそのまた奥の方には怪しげな獣や魔物が棲みついている為、吸血鬼ですら油断していると命を落とす場所だからだ。明は使い慣れた日本刀、和尚は丸太を装備する。アーカード、ウォルター、明、和尚が寺の境内に揃い、アーカードが「準備が出来たなら行こうか。」と仲間に声をかけたところで、 わさわさわさわさわさ と上空から沢山の羽ばたきの音が聞こえてきたので、四人が音につられて空を見ると、沢山の蝙蝠の群れが飛んでいた。数万匹はいるだろうか。そのなかには人間大の大きさの蝙蝠もいる。目を凝らしてその群れを見ると、群れの中に妙なものがいくつか混じっている。ヒト型のものと、何ともおかしな形のものが大蝙蝠に掴まって空を飛んでいるのだ。ギターを持った小男とインド人みたいに布を身体に巻いた鼠みたいな男。シャチホコみたいな形をして顔が下の方についていて、上の方についている魚の尾みたいなものは人間の手の形をしているという何とも珍妙な怪物。そして、1人の綺麗な女性。このおかしな光景に境内の四人は一瞬目を丸くしたが、ウォルターが呟いた。「おい、あの蝙蝠に掴まってる女、どっかで見た顔じゃねえか?」その呟きにアーカードは答える。「ああ、マリリン・モンローにそっくりだ。」明がこの状況にどう対応すべきか仲間に問うかのように口を開く「凄ェ光景だが、どうする? …おいおい、何かあの蝙蝠の群れとおかしな奴らがこっちに近づいてくるぞ。」『身構えておけ。』とアーカードが言おうとした瞬間、蝙蝠群の中にいる鼠に似た男が大きな声で話しかけてきた。「こんばんわー。警戒しなくて良いですよー。飛びながらのお話も失礼ですので境内に降りても良いですかね。イヒヒヒヒヒヒヒヒ。」空からの問いかけに四人はどう答えるべきか話しあった。「さて、あちらさんはああ言ってるがどうするよアーカード。」「やり合う気もなさそうだから話し合いをしてみようではないかウォルター。のう、和尚。」もし、降りてきて突然襲ってきたら戦うまでよ。」「うむ、あの蝙蝠の群れは寺の境内が溢れそうなくらいいるから、蝙蝠だけは飛んでいてもらうとしてじゃな。」「あいつらはペナンガランとかいう化け物と関連性はあるんですかね、アーカード先生。」「話し合えばおいおいそこら辺の事情も見えてくるだろう。私のカンでは、何らかの関連性アリと見た。あいつらが何物かは話し合って見ないと解らん。それでは、私があやつらに話しかけてみよう。蝙蝠以外はここに降りてきてもらうで良いか?もしも戦いを仕掛けてきたらやり合おう。と、いう事で覚悟は出来たか?和尚、明、ウォルター。」「異議なしじゃ。」「異議なしです。」「異議なし。」アーカードが空に向かって呼びかける。「降りてきて良いぞー。ただし、蝙蝠たちは空を飛んでいてくれー。」その返事ににんまりとした鼠に似た男は、ギターの男、マリリン・モンローのそっくりさん、シャチホコににた怪物にこう話しかけた。「OKだそうですよ、エリート先生、ピー先生、モンロー先生。」571 名無しかわいいよ名無し 2008/03/21(金) 12 19 55 ID j2sfNsSZ0 たった4回で最終回を迎えたと言われる伝説のアニメだな。ここで水木キャラのピーとかドン・ドラキュラの名前を聞くとは。ねずみ男ネタを一つ。月面町の河にてねずみ男「こうして釣り糸を垂れていると太公望の気分に浸れるネ。しっかしエリート先生の秘書に就いてここに越してきて良かった。怪奇趣味を満たすには持って来いの町だよ、ここは。しかもここには猫娘もいない。天敵の化け猫がいないって素適ネ、ホント。」シュレ 「あ、先客がいる。おじさーん、美味しいお魚は釣れるー?」ねずみ男「子供の声? さっき釣り始めたばかりだよー。 ・・・!!ゲ! その耳! 化け猫!!」シュレ 「あ、おじさん鼠そっくりのお顔してるね、鼠タイプの獣人って初めて見た。・・・後ずさりしなくてもいいじゃん。」573 名無しかわいいよ名無し 2008/03/21(金) 18 34 04 ID maMLyFOK0 月面町の夜の繁華街の道端にてトンッヤン「ってーな、おい、おかしな服着たおっさん!ぶつかっといて挨拶も無しか? ああん?」ねずみ男「軽く肩ぶつけただけじゃないの。人の一張羅をバカにするもんじゃないよ。おかしな服とか言ってくれちゃってるがお前の帽子も人様の事悪く言えねえぞ。何だそのマーク。三つ目小僧のつもりかあ?」ヤン「こんのオヤジいい度胸してんじゃねえか!やんのかコラァ!」ねずみ男「あ、お前酔っ払ってやがんな、見たとこ未成年のくせに偉そうにすんじゃない。お前みてえな奴は口臭で十分だ。」フーーーーーーーーー!ヤン「!!? ぐっっ! ぎゃはああああああああ!??」バタッねずみ男「威勢だけの小僧が、相手をよく見てケンカ売れや。」591 名無しかわいいよ名無し 2008/03/23(日) 18 32 25 ID /5qiUNHJ0 ロリ旦那「メザシは 目刺 と読む。カタクチ鰯、ウルメ鰯を塩漬けにし、目から下顎へ竹串や藁を通して数引きずつ束ね、乾燥させたものだ。焼いて食す。エヴァから聞いた事だが、春の季語らしいぞ。という訳で食べてみよう。」若ウォル「いただきまーす。 ・・・ところで何で口元を歪めた感じの黒い笑いを浮かべてんだよ。」ロリ旦那「串を目から下顎へ突き刺し晒し者にする のだぞ?私好みの料理だ。クククククククククク。」若ウォル「過去を思い返してアブねー事考えてんじゃねーよ。」
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401 名無しかわいいよ名無し 2008/03/07(金) 00 40 04 ID QwJlOnNe0 月面町お悩み相談室月音 「俺、何度か死に掛けた折に萌香さんに血を貰ったんですが、その反動で屍鬼(グール)になりかけたんです。理事長に付けて貰ったホーリーロックのお陰で人間に戻れたんですが、これが壊れると今度こそ戻れなくなるみたいで…。そのせいで度々暴走しては萌香さんたちに迷惑かけちゃって…何かいい方法は無いでしょうか?」アーカード「その問いに対する答えは至極シンプルだ。貴様が血に使役される半端ものではなく自分の意志で血液を喰らい、自分の力で夜を歩くノーライフキングになればいい、私の血を飲め」ニヤリ馬呑吐「オイちゃんにまかせとけば万事すべて上手く逝くネ?」ニヤリDIO「月音君、人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?『人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる』事とは思わないか?私に仕えるだけで絶対の“安心”が簡単に手に入るぞ」ニヤリ美夕 「クスクス…そんなものより永遠の幸せのほうがずっといいよ。」ニヤリシルヴィア「血の一滴は命の雫…薄汚い吸血鬼などにではなく、この私に仕えてみない?」ニヤリ月音 「な、なんか悩み話したらスッキリしました、し、失礼します!」ダッ422 名無しかわいいよ名無し 2008/03/08(土) 22 33 04 ID Vnj6sRr30 ショタ旦那「僕とおんなじくらいの同族は…。」キョロキョロダレン 「どうしたの?誰かを探してるの?」ショタ旦那「あ、ダレンお兄ちゃん、僕達くらいの男の子の吸血鬼ってあまり見かけないよね。」ダレン 「うーん、女の子の吸血鬼なら割といるんだけどね。ヒロは僕達と性質は似ているけど、不死鳥の血でああなったみたいだし。」ショタ旦那「なんで女の子の比率が多いんだろう?」ダレン 「生まれつきの吸血鬼もいれば誰かに噛まれてなった吸血鬼もいる訳だし、吸血鬼は女の子を噛む事が好きみたいだから、そこら辺が関係してるんじゃないかなあ?」432 名無しかわいいよ名無し 2008/03/10(月) 00 56 00 ID UyDUyR/A0 月面町夜話 序幕ウォルターの学園帰りでの出来事。商店街をぬけ、人気の無い林の近くの道で、突如、『ガラン ガラン』 という音とともにおかしな獣じみたモノにウォルターは襲われた。反射的にワイアーで斬り捨てた次の瞬間には、そのおかしなモノは輪切り状に真っ二つになり、地面に転がった。その化け物の死骸は見れば見るほどおかしな物だった。真っ二つの身体を合わせると大体人間と同じ大きさ。姿は身体そのものが大きな『胃袋』を思わせる臓物で出来ており、その上に大きな目と牙を生やした口のみで構成された顔が乗っかっている。この町には邪気やら亡者やら様々な魔獣が棲んでいるのでこれくらいの姿の生き物はそう珍しくもない。が、この化け物には翼がない。『ガラン ガラン』という音が空から聞こえて思わず上を見ると、空から猛烈な勢いで襲い掛かって来たのだからこの化け物は空を飛んでいた事は間違いない。翼もないのに空を飛ぶ不可思議な胃袋の化け物。ウォルターは思った「…こいつが ペナンガランって奴か?こいつは分類としちゃ『生き物』じゃあないな。『生き物』なら空を飛ぶ為に必要なものが身体にくっ付いてる筈だが見当たらねえ。吸血鬼には分類上は生物の奴もいるがこいつはそうじゃない。超常的な存在だな。所謂『妖怪変化』の類って奴か。ま、詳しく調べないとな。まずはうちに連絡してこのバケモンの死骸を回収、研究陣に徹底的に調べて貰うか。」そして、携帯電話で自宅であるヘルシング本部に連絡した。ヘルシングの隊員達が駆けつけてくるまでの間、ウォルターは考え事をした。実はこの『ガラン ガラン』と音を出しながら人を襲う正体不明のモノの噂は月面町には前からあり、空飛ぶ胃袋を見たという報告もヘルシング機関は受けていた。しかし、不可思議なのは当たり前の月面町では化け物の目撃譚なぞありふれており、吸血鬼に殺された犠牲者(吸血痕のある死体)が発見される事もそれこそ珍しくはない事なので手掛かりがあまりに少なく調査も進まず、頭を悩ませていた所だったのだ。唯一の手掛かりは『音』だけなので、『がらがらと音を立てながら人を襲う化け物』の事を調べたところヘルシング機関の吸血鬼の類の事が乗っている文献に、『南洋にはペナンガランと呼ばれる胃袋の上に顔を乗せた様な姿の血を吸う化け物がいる。この化け物は妊婦の血を好む』という一節が乗っていた。その文を読んで「この町は妊婦とか、か弱い女性に対しては特に保護する為の体制は整ってるからやり辛いだろう。巷で噂の化け物がこのペナンガランとかいう奴だとしたらとんだ町に越してきたもんだ。」という会話を相棒の幼女吸血鬼とした事も思い出した。ウォルターはペナンガランの死骸を見てこう呟いた。「南洋からはるばるようこそ。女が襲えなくてガキを狙ったか?ここは容易く人間が吸血鬼に血を吸われない様になってる町なんだよ。それでも犠牲者は後を絶たない所でもあるがな。化け物の坩堝だから尚更人間も気をつけてるのさ。ガキだって化け物に負けない程度に強い奴はいるんだぜ?」そして、この町にまだこれから先、物騒な人間は増えるかなという予感も感じていた。433 名無しかわいいよ名無し 2008/03/10(月) 01 06 43 ID UyDUyR/A0 取り合えず水木しげるのゲゲゲの鬼太郎に登場した南方吸血妖怪「ペナンガラン」を参加させてみました。「血戦! 小笠原」の回に登場します。鬼太郎とヘルシングが好きな俺ですので「水木吸血妖怪をこの町の奴らと絡ませたらどうなるだろう」と思って書きました。かなり実験的なSSです。これから先、前スレで登場したエリートとねずみ男もショタ執事とロリ旦那を初めとする月面町の住人たちと絡ませていこうかなとか思っています。ゆっくりとしたペースで頑張っていこうかと思っています。452 名無しかわいいよ名無し 2008/03/11(火) 21 52 45 ID eF0EM+660 煙草で小ネタロリ旦那「おや、ウォルター君、パイポかね。」若ウォル「おお、ここに越してきて学校に通うようになってから『学生になったなら学生らしく煙草は止めた方がいいな』と教師のお前に言われてからはずっっと禁煙してるぜ、俺は。いまだにパイポを時々加えないと落ち着かないがな。」ロリ旦那「大分苦労をしていたみたいだな。確か、まず最初は煙草の箱の中身をシガーチョコに変えたりして、口寂しくなったらそれを食べつつ喫煙衝動を抑えていたっけな。一日10本から15本はシガーチョコを食べておったのう。」若ウォル「おかげでそうしてた間は学校の奴らからはすっかり甘いもの好きのイメージを持たれたけどな。ヒロからは時々、弁当の後にポッキー進められたな。禁煙始めは喫煙衝動を抑えるのかなりきつかったなあ。」ロリ旦那「15歳でヘビースモーカーのイメージを持たれるよりかはマシであろうが。大体、思春期くらいのガキが煙草を吸いたがるのは格好つけたい為だがお前の場合は戦闘中でも銜え煙草ではないか。ヘビースモーカーにも程がある。」若ウォル「ま、煙草は成人になるまで待つ事にするさ。」ロリ旦那「うむ、そうしろ。大人になる頃には吸いたいと思う事も無くなってるかもしれんぞ。」若ウォル「多分じいさんになっても吸ってたりしてな。」ロリ旦那「さてな…案外インテグラは大人になったら吸い始めるかもな。時々アーサーが葉巻を吸っているのを興味があるかのように見つめている時がある。」若ウォル「! ああ、あるな。 でもお嬢がアーサーみたく葉巻吸う様になるってのは考えづらいな。」ロリ旦那「今の所はロングスカートの似合うご令嬢だからな。」ロリテグラ「…ハックション!」アーサー 「風邪かな?インテグラ。」ロリテグラ「いえ、お父様。(だれか噂してる…?)」479 名無しかわいいよ名無し 2008/03/13(木) 12 57 31 ID HYAWfiy/0 ヒロ「あ、あの、承太郎さん…ありがとうございます。」承太郎「…礼を言われる程のもんじゃねえ。お前は『助けて』と誰にも言わずに敵と戦った。お前はワリと根性は座ってるみたいだな。俺が自ら進んでお前を庇った。それだけの事だ。どれ、血が出てるから傷を見せてみろ。多少攻撃は食らったみたいだからな。かすり傷程度だろうが止血は一応しておかないとな…。」ヒロ「承太郎さんが庇ってくれなかったら大怪我でした…。」承太郎「何…? 傷がみるみるうちに塞がっていくだと?」ヒロ「あ、あの、僕には再生能力があるんです。」承太郎「…やれやれだぜ。」こんな感じかなあ?480 名無しかわいいよ名無し 2008/03/13(木) 13 23 29 ID 8JPAKh7zO 「ありがとう承太郎君…でもどうして僕を助けてくれたの?」「さぁな…そこんとこだが俺にもようわからん」こうだな個人的には482 名無しかわいいよ名無し 2008/03/13(木) 20 51 05 ID wktI36300 ミカサ就職活動雅 「ひ~ざ~ま~づいて~舐めます~聖なる御御足~♪」キニスキー「も~つ~れ~た~舌で女王様とお呼びし~ま~す♪」二匹「生きるあ~か~し~、聳える痛みの塔に~這~ってのぼ~って絶え絶えになおも責め苦漬け~~~♪」ミカサ(((( ;゚Д゚))))シルヴィア「ここでの仕事だけど、ステージで女王様をやってもらうわ」 ミカサ「あ、あの…ここでの仕事は舞台の裏方と聞いたのですが…」シルヴィア「フフ、大丈夫貴女ならやれるわ…だって素質あるもの」ミカサ「そ、素質?」シルヴィア「Mの人間は最強のドSになれる、王族の家訓よ」ミカサ「む、無理です…」シルヴィア「じゃあドMの雌犬になってもらおうかしら?」ミカサ「!!…女王様になります!いえ、是非やらせて下さい!!」シルヴィア「フフ、いい心がけね」セブラン「ハハハ、リリアーヌめ!今さら泣いて許しを乞うても遅いわ~…ZZZ」四季「あはは秋葉、チェキなんて言われたらお兄ちゃん照れちゃうよムフフ…ZZZ」ミカサ「ここの方がはるかにマシね…」フランツ「フガ」
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505 名無しかわいいよ名無し 2007/09/01(土) 13 43 06 ID TOfSPraN ジャキッ!シュパッ!小松の出した同人にキレたウォルターは糸を飛ばしアーカードはジャッカルを構える「ひ…ひいい!!…あれ?」「「!!?」」一瞬何が起きたのか三人は理解出来なかった 気付いた時には荒木の左手にはウォルターの糸を掴み右手にはジャッカルを持っていた「な…俺の糸を…」「ば…馬鹿な…いつの間に私のジャッカルをしかも移動した事すら気付かなった」「ここでの戦闘行為はやめてくれるかな?」「あ…ああすみません」「わかればいいんだよ」糸を手放しジャッカルを返した荒木は笑顔で三人を見送った荒木の家から出た三人は先程の出来事に対し未だに信じられないと言わんばかりの顔をしていた「荒木先生…一体何者なんだ?俺の糸を掴むとは」「うむ…私ですら動きが全く見えなかったぞ」「僕の同人の感想…聞きたかったな…」三人は放心状態のまま自宅に帰って行った三人を見送った荒木は意味深な微笑をし夕焼けを見上げた「僕の思った通り月面町には面白い人達が沢山いるようだ フフ…これからが楽しみだよ」「うう…」「ああごめんごめん 君の事をすっかり忘れてたよ」荒木は倒れている屈強な男の腕を触ると骨折が一瞬で治った「あ、あれ腕が痛くない…」「これでよしっと次はどんな人達に会えるかな」519 名無しかわいいよ名無し 2007/09/01(土) 21 56 25 ID omH8sqe2 カエルラ「剣士といえば通背大師修剣痴だな、彼の教えを受けられたのは幸運だった」ダン「剣士なら宮本武蔵は外せん、一条下り松の果し合い凄かったぞ、ぬたーーん!って」カエルラ「日本人といえばやはり前田光世は強かったな…ブッチャーボーイと彼の試合、手に汗握ったぞ」ダン「ワシは雷電為右衛門を推すな、いやぁ私があんなに投げ飛ばされたのは彼ぐらいだった」カエルラ「大相撲にも出られたのか?」ダン「うん、確か四股名は埼玉海じゃったかの~?あ、そうだ李書文ってどんなヤツだった?」カエルラ「どんなヤツかと聞かれてもなぁ…」煉瓦「ホラなのか真実なのかマジでわかんね…」535 名無しかわいいよ名無し 2007/09/02(日) 19 48 03 ID pSt2RiXA それぞれのデリシャス・ランチパック(吸血鬼学園の皆様の昼食)旦那「私はA型、B型、AB型、O型の血液パック詰め合わせだ。同僚からは大食いと呼ばれているが。」セラス「わ、私は控えめに血液パック一袋です・・・。」ダイアモン「十年程貯蔵庫で寝かせた血液が私のランチです。」アルク「私は血を飲むの怖いから、ハンバーガーとか調理パンかな同僚や生徒のみんなからは変わった目で見られたりするけど。」ベル隊長「俺も姫さん(アルク)と似たようなもんだ。ファーストフードは嫌いじゃねえが、誰かが弁当作ってくれたら嬉しいとは思うねえ。」チラッセラス「(・・・期待の視線が痛いデス。すいません、料理が苦手ですいません・・・orz)」志貴「たまーに弁当に原色バリバリの見るからに食べたらヤベェだろっておかずが入ってたらヘコむかなあ・・・。」令裡 「私の昼食はもちろん・・・・フフッ。」ペロリヒロ 「(・・・僕に視線向けて舌なめずりって・・・orz)」536 名無しかわいいよ名無し 2007/09/02(日) 21 04 40 ID gPAgZ8ow 535美夕 「今日のお昼……どうしようかな」チラッディーヴァ「あの子、すごく美味しそう♪」夕維 「そんなに美味しいの?わ、私もお願いしちゃおうかな…一口だけ」ヒロ 「…僕って一体何なんだろうね」554 名無しかわいいよ名無し 2007/09/04(火) 15 22 57 ID 9LE2Zwiz 459辺りから「このホラー映画をみたらこのキャラはこんな反応するんじゃね?」的なネタ・「フライトナイト」を観た感想アルク 「あんなに美味しそうに林檎食べる吸血鬼始めて見たw」志貴 「ハンバーガーをまふまふ食べるお前がいうのもなんだがな・・・」若ウォル「SFXが今見ても高レベルだなあ。」ロリ旦那「人間を見くびり過ぎたようだのう、ダンドリッチは。」若ウォル「母体を倒したら咬まれた奴が元に戻れるってのが娯楽作よろしく後腐れなくていいよな。」・「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を見た感想アルク 「プッ○ー!プ○シー!○ッシーの大安売り!」志貴 「お前、その言葉の意味解ってねーだろ!ハイになって叫ぶな!」若ウォル「まあ、やたらハイテンションな映画だけどよw」ロリ旦那「タランティーノの目がイッておったな、ガチで。」アルク 「なんかタコスとかテキーラが欲しくなる映画だよね。」・「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を見た感想アルク 「えーと・・・ホモ?」志貴 「ミもフタも無い感想だなあ。」若ウォル「豪華キャストてんこ盛りの作品だよな、これ。」アルク 「何か主人公のルイが可哀想、色々と。凄い苦労人よね。」ロリ旦那「人間としての『心』を持ったまま怪物に成った者の良い見本だからの、ルイ君は。そりゃ苦労もするだろう。」若ウォル「(俺にはアンタも十分人間らしく見えるけどね。)」・「スペース・ヴァンパイア」を見た感想アルク 「こういうの好きでしょ、志貴。」志貴 「嫌いじゃないけどさw」アルク 「私の家でする?スペース・ヴァンパイアごっこw」若ウォル「オラ、そこのバカップル、人の目の前で何をくっちゃべっとるか。」アルク 「貴方達もすればいいじゃない。」若ウォル「!!!・・・・ば、馬っ鹿ヤロ・・・!」ロリ旦那「・・・/////・・と、取り合えず音楽が秀逸な作品だのう。」アルク 「そんな解り易く、照れ隠しで話題変えなくてもいいじゃないw」こんな感じで。「スペースヴァンパイア」とはエロシーン(男女の絡み)がふんだんに盛り込まれた映画です。ワリとメジャーな作品を挙げましたが、元ネタが解らない人はすいません。566 名無しかわいいよ名無し 2007/09/05(水) 00 44 43 ID Mv43Xz2I その頃マクスウェル他代行者達はダイ・アモン城襲撃の為城から数キロ離れた荒野に集合していた「丸太…じゃないマルタ騎士団総勢1000名参陣!!」「フフフ…今回アンデルセンは別の任務の為参戦出来ないがこれだけの戦力が有れば十分だろうシエル、由美江、ハインケル、あと名無しの一般代行者達もいるしな」「その扱いひでェ!」「よし時間だ!神に逆らう愚か者達を殲滅せよ!」「うおおおおおお!!」深夜0時 代行者達と吸血鬼達が衝突「代行者だー!代行者が攻めて来たぞー!」「やってやる やってやるぞ!」「我々吸血鬼の底力を見せてやる!」吸血鬼達が代行者達との闘争を繰り広げてる中吉良と西山は隅に隠れ、様子を伺っていた「何か起きているようだな まあ私達にとっては都合の良い事だ」「そうですね ん?この部屋は…」西山は近くにある部屋に入っていく「西山、何をしている?」「ええ、この部屋にある資材を使えば脱出に役立てると思って」「そうか、私は先に行くぞ 単独の方が動き易いのでな」「え?まあそうですね 僕は使えそうな資材を集めてから脱出しますね」西山と別れた吉良は出口を探し慎重に先へ進んだ「ふむ この血はまろみがあって良いですねぇ」「そうだな なかなかイケる」アモンと雅はワイングラスを持ち血を飲んでいた所でジョドーが駆け足で慌てながら部屋に入ってきた「何ですか?今食事中ですよ」「た…大変です伯爵様!代行者達が攻めてきました!」「ほう…奴らが来たか ならば私が迎撃いや『出撃』しよう」雅は立ち上がり部屋から出ていった「ならば私も…ん?」アモンが王座から立ち上がり戦場に向かおうとした所で一人の男と目があった「なんて広い城だ」吉良は出口をなかなか見つける事は出来ず広間に入った(何だ?この筋肉ダルマは)広間には筋肉がムキムキの大男と側近っぽい小物のような男が立っていた「おやあ?どうやら騒ぎに乗じて逃げ出そうとした鼠がいるようですねぇ」筋肉ダルマがゆっくりと近付いてくる「そんな悪い鼠には罰として私が直々にお仕置きしてあげましょう」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!筋肉ダルマから発せられるプレッシャーを感じた吉良はキラークイーンを発現し構えた(どうやら奴は他の吸血鬼とは違うようだな)運が悪く城の主、ダイ・アモンと遭遇した吉良は果たして無事に生き残る事は出来るのか!584 名無しかわいいよ名無し 2007/09/05(水) 22 18 33 ID bYWa8NRD ヒロ、一番人気【令裡のお昼】ヒロ「ついにこの時間が来てしまった…」令裡「ふふ、お昼の時間ね」ヒロ「はっ!しま…」カプッヒロ「…れ、令裡さん、す…吸いすぎ」令裡「あら、いやだわ…ヒロの血がとても美味しいから飲みすぎちゃったわだって処女の血よりずっと純粋でとても甘いんですもの…ふふ」【美夕のお昼】ヒロ「僕じゃなきゃとっくに死んでるよ…」ヨロヨロ美夕「こんにちわ日和見くん、いい天気ね。一番乗りだと思ったのに残念…クスクス」ヒロ「や、山野さん!?あ、僕これから志貴と約束あるから」美夕「だ~め、逃がさない…クスクス」ヒロ「きゅ、急に景色が変わって…うわぁあああ」カプッ美夕「ごちそうさま…ラヴァ、もう離していいよ」ラヴァ「…許せ」ヒロ「あ、ああ…に、二連続…」ガクッ美夕「ああ、美味しい…もし生きる事が辛くなったら何時でも言って、永遠の幸せのなかで眠らせてあげるから…クスクス」【夕維、お裾分け】夕維 モジモジ美夕「ん、夕維…どうしたの?」夕維「え、え~と、その…」美夕「夕維もこの子の血が欲しいの?」夕維「そ、そうじゃないの!美夕、最近その子の血よく吸うでしょ、そんなにおいしいのかな~と思って…」美夕「うん、美味しいよ。こんなに美味しい子は滅多にいないんじゃないかな?それにちょっとやそっとじゃ死なないし…クスクス」夕維「え?」美夕「不死身なの、彼。大丈夫よ私の可愛い夕維、少し吸いすぎても」夕維「……そ、それじゃ一口だけ」ヒロ「あ…あう、あ…や、やm」カプッ夕維「す、吸いすぎちゃった…ゴメンナサイ!あまりにも美味しいから、つい」美夕「夕維にここまでさせるなんて罪な子ね…クスクス」ヒロ「…」【ディーヴァのランチタイム】ディーヴァ「いたいた、すごく美味しそうな子♪」ヒロ「あ…あぅ、あ…」ガプリ【えぴろ~ぐ】ツェペリ「…可哀想に、当院に運ばれてきた時にはすでにこうなっていてねそれにしても最後の吸血痕…下品な吸い方だ、見るに耐えん」ヒロ「ひ、姫ぇ…」姫 「……ファラオの軍勢の残党かと思ったぞ。と、とりあえず蘇生させてやるか」リザ「ひ、ヒロ!?ゆるさねえぞ吸血鬼共!!仇はとってやる!!」カエルラ「ゲプッ」
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204 名無しかわいいよ名無し 2007/08/13(月) 21 34 30 ID soXyvsfi ロリ旦那と若執事が買い物帰り、二人してスーパーの袋を抱えて歩いてる途中、向かい側から大尉が歩いてきました。若執事 「あー、苦手な奴が来た…。」ロリ旦那「お前、あいつが苦手なのか。あいつはオタだが、寡黙で律儀な所もある、中々のナイスガイでもあるんだぞ?」若執事 「寡黙にも程があるだろうがよ。前に商店街で出会った時に『こんちはー』って挨拶したら無視しやがったんだぜ?」ロリ旦那「おそらくその時にハンスは目で挨拶を返してたと思うぞ?あいつはアイコンタクトというか、表情でコミュニケーションをとってくるんだ。それを若ってやらんと。」若執事 「そんな事言われてもな・・・。それって言わば動物との高度なコミュニケーションのとり方だろ?表情を読み取るなんざ俺には出来ねえよ。」ロリ旦那「んー…まあ、コツも慣れも必要だからなあ。すぐに出来るようにはならんだろうな。まあ、あいつと『言葉』を交わしたいのなら、それもやりようによっちゃ出来るが。」若執事 「マジ?だったらやって見せてくれるか?」ロリ旦那「わかった。」ロリ旦那、大尉に向けて軽く手を振り、コミュニケーションタイムを開始ロリ旦那「ワン、ワン、ワオン?」(やあ、ハンス、元気してるか?)大尉 「ワン、ワオーン。ワオワウン?」(見ての通りだ。お前達は買い物帰りか?)ロリ旦那「ワウーン、ワオン?」(ああそうだ、夕食のおかずを買ってきた。お前は?)大尉 「ワン、ワウワウン。」(俺も夕飯を買いに行く途中だ。)ロリ旦那「ワオ、ワオワオン、ワウーン。」(今日はスーパーに良いステーキ肉があったぞ。)大尉 「ワン?ワンワワン。」(マジ?ほねっこ好きの俺だがたまには気分変えてみるか。)ロリ旦那「ワンワオワオン。」(だったら売り切れないうちに行って来い。)大尉 「ワオン。ワオーン。」(そうするよ。じゃあな。良い夕食を。)ロリ旦那「ワン。ワオーン。」(うむ、良い夕食を。)大尉、商店街まで急いで走り去って行く。ロリ旦那「と、まあ、あいつとはこう話すんだ。」若執事 「犬語で話すんかい!!!!!」208 名無しかわいいよ名無し 2007/08/13(月) 22 19 58 ID 6L2BdfAy ヒロ 「お昼、お昼と…」令裡 「じゃあ、わたくしもお昼を頂こうかしら」あーーんヒロ 「う、うわッ、ちょ、ちょっと待って令裡さん!」美夕 「ふーん、そうやって一方的に搾取するのが貴女の流儀?」令裡 「美夕…ヒトの逢瀬を邪魔するのはいい趣味とはいえなくてよ」美夕 「わたしは貴女みたいにタダで血は飲まないわ、ふふ…君 永遠の幸せ、欲しくない?」ヒロ 「え!えっと…あ、あの」令裡 「あら?ヒロは後でわたくしとお金をかけずに幸せになる方法を試しますのよ?」美夕 「色仕掛け?古典的ね」令裡 「永遠の幸せ?モノは言いようね」美夕 「くすくす…」令裡 「うふふ…」ヒロ (ふ、ふたりとも目が笑っていない!?)加藤 「ヒロの奴モテるなぁ…二人とも美人じゃねぇか」セラス(ま、まるで二匹の猛獣が獲物のとりあいしてるみたいだわ…ヒロ君大丈夫カシラ)シャーウッド「わ、わたくしのヒロが薄汚い吸血鬼どもに…許さぬ!」216 名無しかわいいよ名無し 2007/08/14(火) 21 54 02 ID GW+DU/fo シエル「またパトロールですか?精が出ますねアンデルセン神父」アンデルセン「パトロールだとッ!ボランティアッ?慈善事業?否これは聖戦だッ!!」シエル「は、はぁ…」アンデルセン「この俺の眼前で死人が歩き!」ヒロ 「ビクッ」アンデルセン「不死者が軍団を成し 戦列を組み前進をする!」大隊員「「「ミレニアムの買占め部隊は地上最強ぉ~~~!!」」」アンデルセン「唯一の理法を外れ 外道の法理もって通過を企てるものを!」志貴 「アルクェイドとセラス先生で屋外3○…、どう誘おうかな」アンデルセン「法王庁(われわれ)が 第13課(われわれ)が この私が許しておけるものか!奴らは震えながらではなく 藁のように死ぬのだ!!」ななこ「マスターこのヒト怖いです…」シエル「いつか慣れますよ…」225 名無しかわいいよ名無し 2007/08/15(水) 21 07 56 ID q/iRTG5Q 夕維「ここが新しい学校、…わたし頑張るね、美夕」美夕「そう…じゃあせいぜい頑張りなさい夕維。でもそういう言われ方されると故人みたいでイヤなんだけど」夕維「み、美夕!?」令裡「あらあら可愛らしい…貴女の妹(スール)?」美夕「令裡…違うわ、強いていうなら保護者かな?」令裡「こんにちわ、えっと…」夕維「ゆ、夕維です…はじめまして、えっと令裡さん」(ニコッ)令裡「夕維さんね、どこかのイタイ和服コスプレ女とは違って、素直で本当に良い娘ね。お姉さん貴女みたいな娘好きよ…食べちゃいたいぐらいに(ボソッ)」美夕 カチン夕維「えっ?」令裡「うふふ…ごきげんよう」美夕「気をつけなさい夕維…あの女、令裡はバイセクだから」(ボソッ)夕維「ば、ばぃせくる…?」美夕「相変わらず天然ね…同性愛者のうえ、可愛い男の子がいたらいたで喰っちまう女よ」夕維「え、えぇ!?」美夕と再会できたのは嬉しいけど、ここは怖い街です。たすけて・・・那嵬・・・・!234 名無しかわいいよ名無し 2007/08/15(水) 23 24 32 ID q/iRTG5Q 薄幸吸血姫 夕維アルク「喜べ男子ぃ、噂の転校生を紹介するぞー」夕維 「は、はじめまして や、山野夕維です…よろしくお願いします」ヤン 「シクヨロ~」小松 「可愛いなぁ…」志貴 「今までに無いタイプの娘だなぁ…」夕維 「う、あ、あぁ…」ビクッアルク「じゃあ萌香の隣ね」夕維 「は、はい…よろしくお願いします」萌香 「はじめまして、よろしくね山野さん」夕維 「は、はい!」転校早々落ち込んだけどさっそく素敵なお友達ができそう♪ やったよ美夕美夕 「さぁどうかしらね、クスクス…」253 名無しかわいいよ名無し 2007/08/16(木) 22 37 41 ID QRjaDAxq 244からこんなネタを1つヘルシング邸の書斎にて「に、に、NIHON・REIIKI(日本霊異記)下巻これだな。あったぞ、アーカード。」少年執事が、沢山並ぶ大きな本棚に収まった沢山の書籍の中から目当ての一冊を探し当て、少女吸血鬼に渡す。「ご苦労。ウォルター。」「もう上巻は読破したのか。読むペース速いなー。HEIKEMONOGATARI(平家物語)はもう暗記するくらい読み込んでるし…旺盛なのは食欲だけじゃねえってか。」「まあ、時間は沢山あるからな。暇人の私からすればたっぷり喰ってたっぷり寝てたっぷり読むのは、まあ、私の日課だな。」「お前は知性ある猛獣という訳だな。で、その本、日本霊異記って面白いのか?興味本位で聞くけどよ。」「若人が古典に興味を持ってくれるとは、嬉しいぞ。これは日本という国の最古の説話集だ。これを読むとな、その当時この国の人間がどんなものを畏れ、敬い、生きてきたのか分かるのだ。色々と面白いぞ。」「確かお前が前に読んでた平家物語はどんな話かと聞くと『繁栄と衰退の話だ』とか言ってたっけ。吸血鬼にしちゃ珍しく永遠否定派のお前が好きそうな話だと思ったが今度は説話ときたか。つかお前、日本の書籍が好きなのな。」「日本には『無常』という、『常なるものは無』という思想があってな私にはしっくりくる思想なのだよ。私が日本の古典が好きなのは、どの作品にもその思想が根底にあるのでは…?と読んでて思えてしまうからなのだろうな。」「成る程ね。そういやこの前、町に新しい店が開いたっけ。名前は確かゲントウカンとかいったかな。そこにはお前が好きそうな本やら品物とかも沢山あるんじゃねーの?」「ほう、今度一緒に言ってみよう。のう、ウォルター。」「ああ、いーぜ。」こうして、二人して魔女の店に行く事になった二人だが、さてさてどうなるか・・・。上手く続きが書けるといいなー、勢いで書いちまったけど。256 名無しかわいいよ名無し 2007/08/17(金) 11 35 41 ID VJAPznjS 「もう10時か 早く家に帰って就寝したい所だな」仕事が長引きいつもより遅く退社した私は家に向かっていただが先ほどから跡をつけてくる不審な気配を感じ人通りの少ない路地へと向かった滅多に人が来ない路地裏に差し掛かった所で不審者が私の前に姿を現した「クーククク…こんな人気の無い場所を通るとはな襲ってから連れ去る手間が省けだぜ!」口元を歪ませた男に対して私は一つ質問をした「君は一体何の用で私をつけていたのだ?」「用?知れたこと 貴様を襲い血を吸い尽す為さ」血を吸う?吸血鬼か そういえば社員の女達が周りで吸血鬼事件がどうだの噂をしていたな「そうか君は私の『平穏』を脅かす敵と言う訳か…キラークイーン!」目の前に落ちている小石を爆弾に変え、目の前の吸血鬼に拾い投げる「ヒャーハハハ!!その石ころで俺をどうにか出来るとでも思っ」吸血鬼の体は爆発により上半身の半分が吹き飛び虫の息で私を見上げる「き…貴様何を…した……ただの人間では…無いな?」「ほう流石吸血鬼だ 傷が少しずつ再生しているだが私を襲ったのが運の尽きだな」キラークイーンで吸血鬼の体に触れ爆弾を発動し肉体がバラバラに吹き飛び全て灰になって消えた「ふう この町に引っ越してから不可思議な事ばかり起きるな時間も11時を過ぎてしまったし早く帰るとするか…」260 名無しかわいいよ名無し 2007/08/17(金) 22 15 14 ID kwK8vx9w 夕維 「あれ?開かない…でもなんで引き戸にドアノブがあるの? な、なんか男の人の手にぎってるみたい…」×××「ドアじゃねーズラ」夕維 「えっ!?」ベック「どこみてるズラ!ドアじゃあねーっていったズラッ」夕維 「あっ!」ベック「初対面でそんなに強く手を握られるなんて…照れるズラ」(ポッ)夕維 「きゃっ、きゃあ!!」ヤン 「本当かー、本当に本当のクラスの新入りなのかー?本当の新入りならこれができ…」夕維 ポカーンヤン 「ノリ悪りーなオメー」夕維 「…わ、わたしですか?」ヤン 「そうだよオメーだオメー、とにかくうちのクラスでは新入りはモノマネやってもらうことになってま~す」ベック「そうゆう事ズラ~、やらねーとぎゅうううううっ~とだきしめるゥ~だきしめのお仕置きズラーッ!!」夕維 「え…えぇ!?」ヤン 「じゃあ、とりあえず主人の指をチュパチュパ舐めながら自分を慰める遠野ん家のエロメイドのモノマネ~」夕維 「そ、そんな真似…で、できません!」ヤン 「うるせーな、これがこのクラスの掟だ!」萌香 「や、やめなよヤン君!山野さん困ってるじゃない…」ヤン 「ウルセー、彼氏持ちのナオンが俺に話しかけんじゃねぇ~」ベック「そうズラー、引っ込めー」萌香 「つ、月音とはそんな、わ、わたし…」ヤン 「隙あり~ボインにタッチって…ギニャ~~!なんで吸血鬼がロザリオ付け…へっ!?」裏萌香「…貴様ら、私がいない間に萌香と萌香の友達を随分可愛がってくれたようだな…ん?」ベック「おれは 女が俺に対して冗談を言うの(おぶぱっ」バキ、ゴッ、ガン、ゴス、メキャッ、ガン、ゴン、ドムッ………!夕維 「…も、萌香さん?」美夕 「夕維あれでも萌香はね、クラスきっての武闘派なのよ…クスクス」萌香さんの髪は亜麻色から銀色、そして真紅に変わりました…返り血で 那嵬助けてヤン 「ヤベー萌香の野郎ひさびさにキレやがった…ベックオメーの犠牲は忘れねえよ、三日ばかし」×××「そこのあなた、私の翡翠ちゃんがなんとおっしゃいましたか、アハー」その後ヤンが行方不明になるが、それはまた別の話266 名無しかわいいよ名無し 2007/08/18(土) 10 14 42 ID h+M0x+l+ 明 「ネロのペットショップから邪鬼が逃げ出したぞ!!」加藤「ヤベェ!」師匠「皆のもの、得物を丸太に持ち替えるのじゃ!」姫 「昼間から騒々しいな…む、ここの紅茶まぁまぁだな」ヒロ「姫、なんかスゴク嫌な予感がするんだけど…」姫 「杞憂だ、いちいち細かい事に…む!」太郎「ぐがぁああああああ」ヒロ「姫、危ない!!」ドン!明 「ヒロが邪鬼に喰われ…!まだ引っ掛かっているぞ」加藤「頑張れヒロ!飲み込まれたら消化されるぞ、不死身でもやべェぞ!!」師匠「この丸太に?まるのじゃ!」ヒロ「うわぁぁああああ~~!怖いこと言わないでよぉ~~!!ま、丸太で突かないで!あ、危ないよ」姫 「むぅ、喰われたら蘇生させるのが面倒になるな…仕方あるまい」ポチッ、チュド~~ン加藤「なんてこった!」明 「ちきしょう!ヒロ!!」姫 「王国の商人が売りつけていった血の戦士用の遠隔操作式自爆装置だ。ふふん、まさかこんな所で役に立つとはな。どれ蘇生させてやるか」加藤「ひ、ヒデェ!!」ケン「悪魔だあの女!」ヒロ「ハハハ、もう慣れたよ…」ネロ「た、太郎…」商店街にお買い物に来ただけでこんな様子です…助けて那嵬、助けて271 眩桃館へようこそ 2007/08/18(土) 13 47 20 ID 7ll6DmNB 日が沈み、夜の帳が下りようとしている。夕暮れの赤と夜の青が空で入り混じる逢魔ヶ刻、彼岸商店街へと続く道を、二人の人影が歩いている。この二人の内一人は、可愛らしい幼女の姿はしているものの、紛れもない人外だ。その事を良く知る人がこの者達を見れば、宵闇の向こうから姫の皮を被った鬼が小姓を連れて歩いて来たかの様にも見えるだろう。その鬼は連れの少年と歩きながら会話をしていた。「その店のある場所は商店街か。化け物のるつぼに越してきて店まで構えたという事は、店の主もやはり化け物という事なのだろうな。」「まあそうだろうな。例え化け物と言えども迂闊な事すれば消されていくこの町で、ご大層な門構えの店をブチ建てられたんだ。只者じゃない事は確かだな、この町の流儀を心得て、身体に馴染ませてやっていけるタフさとある種の器用さがある奴なんだろーぜ。」「…一度馴染んだらミディアンにとってここ程棲み易い町もないからのう…。占い館の馬呑吐は影で何をやっておるか分からんし…。」「お、着いたぜアーカード、ここだ。……しかしでかい店だな。この前通学路からちらっと見たときもそう思ったが、近づくと一層そう思えるぜ。」その店は、商店街の奥のそのまた更に奥に建っていた。「案内ご苦労、ウォルター。しかしこれは何とも…ついこの前建ったばかりとは思えん様な雰囲気がある店だのう。まるで『長い事ここにあったかの様な佇まい』とでも言おうか。」「言われてみればそんな感じもするなあ。…しかしアレだ、こーいう外観の建物をワシキ(和式)邸宅とか言うんだろ?」瓦葺の屋根の、屋敷の様な風貌をしたその骨董屋の看板には「眩桃館」と書かれてあった。「さて、鬼が出るか蛇が出るか…、入ってみようか。のう?」「笑みが浮かんでる所をみると、ここまで案内して正解だったみてえだな。んじゃ、入ってみるか。」こうして二人は店に入っていった。続きはこれからボチボチと投下していきます。軽めのお話なのでそう長く続きません。どうしてこの二人が眩桃館に来る事になったのかは 253をお読み下さい。尚、眩桃館の外観云々については俺個人の「月面町(この町の名前はこれでよかったですよね?)に眩桃館が建ったら大体こんな雰囲気なのでは」というイメージで記述しました。拙い文ですが、よろしければお読み下さい。272 名無しかわいいよ名無し 2007/08/18(土) 16 15 16 ID eJrsEaZp 太郎の死骸を埋めた墓の前で手を合わせるネロとその様子を見守る和尚ネロ「可愛がってたのだがな・・・・。残念な事になってしまった。いいお客に巡り合い、幸せに暮らす事も出来ただろうに・・・。」師匠「いやあ、無理じゃろ。まともでなければアレを買い取ろうなぞとは思わんわい。」ネロ「貴様あ!私がどれだけ太郎を手塩にかけて世話してきたかも知らず、よくもその様な事が言えたなあ!!」師匠「もう少し商店街に来る普通のお客の事も考えてペットショップの経営しろといっとるんじゃ!!考えてもみろ、また同じ様な事が起こったら巻き添えにされるお客や危険視されて処分される動物(?)が哀れとは思わんか?」ネロ「・・・確かに。・・・・そうだな、次は観賞魚に手を出してみるか。」師匠「ふむ、それならお客にも危険は及ばんじゃろ。」ネロ「まずは大きな相当に生簀を作らねばな。」師匠「生簀?本格的じゃのう。」ネロ「海水も調達せねばな。飼育法は、秋刀魚と同じで良いのか・・・?」師匠「・・・・・・・・?おい、まさか貴様、今度は魚人型邪鬼でも飼育する気か?」ネロ「・・・・ダメ?」師匠「いい加減に懲りんかーーー!!!!」273 名無しかわいいよ名無し 2007/08/18(土) 17 00 21 ID h+M0x+l+ 姫 「フランドル、ヒロの肉片はそれで全部か?」フラン「ふが」西山 「あったよ、左手の小指が!」師匠 「でかした!」明 「よっしゃ!間違いなくこれで全部だ」姫 「よし、では飲むがよいぞ」ヒロ 「思えば爆死は初めてだったなぁ…」リザ 「なぁ…もし部品が足りなったり、あの化物の肉片が混ざってたりしたらどうなんだ姫?」姫 「決まっているだろう、混ざる」ヒロ 「え゙?」リザ 「なッ!?」姫 「冗談だ」リザ 「おい、全然笑えねーぞテメェ!!」ヒロ 「ひ、姫ぇ…」ケンチャン 「やっぱり悪魔だ!」姫 「ふふん」276 眩桃館へようこそ その2 2007/08/18(土) 20 03 28 ID xeB3I1az 「ほう…。」アーカードはまず店内の有様に驚いた。広い造りの室内に所狭しとばかりに様々な品物が揃えてあったからだ。しかもただ数多くの物品が並んでいるのではなく、異様と言ってもいい品揃えだったからだ。最初にウォルターが口火を切り、会話が始まった。「何というかまあ、節操も纏まりも無い品揃えだなあ。西洋、東洋、南洋、色んな国の土着品までもがゴッタ混ぜに置いてあるというか。だがよ、ここはどうやら、外観に負けてねえ店である事は確かみたいだな。」「うむ、ここにある物は全部、本物だ。贋作が見当たらん。」「これは1900年代の懐中時計か。うわ、これは中国の唐代の墨絵じゃねーか。これ全部売り物か?……だがよ、この圧倒される様な雰囲気は本物が持つ凄みだけじゃねーな。」「そうだな、只の『年代物の高価な珍しい品物』なら、まがりなりにも貴族の屋敷に住んでいる私達なら見慣れている。その私達がここの雰囲気に呑まれそうになっているのだ。…ここにあるものはおそらく、全て『何らかのいわく付きの代物』なのだろうな。」「化け物どものるつぼの奥にある店なだけはあるってか。お、こりゃ何だアーカード?…猿の手のミイラか?」ウォルターが商品棚に並んであった干からびた猿の手らしきものを指差した次の瞬間、話し込んでいた二人の背後から「ええ、それは見ての通り、猿の手ですよ?勿論曰く付きですがね。」と、誰かが声をかけてくる。二人は驚き、思わず身構えそして同時にこう思った。「「…気配が読めないとは…。」」二人が声のする方に振り向くと、そこには眼鏡をかけ、和服を来た若いみかけの女性がいた。その女性は、微笑みながら話を続けてきた。「その猿の手は三人の願いを三つ叶えた代物でしてねえ、もう願いを叶える力なぞなくなってしまったんですが、まあ、オブジェとしては部屋にあってもいいものだと思いますよ?…そんなに身構えないで下さいな。怪しいものでは御座いませんよ?私はこの店の主、麻倉美津里と申します。」美津里と名乗るその女性は、軽く頭を下げた。 271の続きです。軽く済ませる筈だったんですが、少し長くなりそうです。猿の手というのは、ジェイコブズという作家の書いた小説が元ネタです。280 名無しかわいいよ名無し 2007/08/19(日) 10 14 52 ID N3KLC6Fw ウキウキウォッチ吉良 「あぁ・・今日もいい天気だ・・お昼はどこで食べようか、今日はドゥ・マゴのパスタがいいな」アルク「ここのスパゲティ美味しいよねーセラス」セラス「先輩、モノを食べながらしゃべるの止めてクダサイ。あ、頬っぺたにミートソースが…もう子供じゃないんだからこのヒトは」アルク「えへへーサンキュー」吉良 (先週会った頭は足りなさそうだが綺麗な顔と手をした女たちだ…あんなに綺麗な手をミートソースで汚して、クソ!あの馬鹿女イライラしてくる!!)姫 「うむ、今日の紅茶は及第点だな。努力するがいい」ヒロ 「姫、そんな大きな声で…恥ずかしいよ」令裡 「姫さまの首筋、ああ…わたくしには忌々しい太陽以上に目の毒ですわ…」吉良 (カップを持ったあの高慢そうなゴス女の手中々のものだな、だがあのセーラー服の女子高生の手も捨てがたいな…むぅ)美夕 「トマトジュースひとつ」夕維 「私も同じものを」吉良 (二人揃って白魚のような指…姉妹なのか?二人とも我が家に招待するというのも…いいかな?フフフ)リザ 「おう、遅くなったな姫。ストロベリーサンデーひとつ」令裡 「あらあら、ここはペット同伴の店ではなくてよ。だから犬用クッキーなんて気の利いたものはありませんわ」リザ 「なんだと!この蝙蝠女!!」ヒロ 「リザやめなよ!こんなところで…」吉良 (毛?肉球だと!?何なんだあの手は!?…なんか気が削がれたな。今日はさっさと食事して仕事に戻るか)リザ 「邪魔すんなヒロ!」ガシッヒロ 「痛…あ、肉球プニプニしてて気持ちいい」吉良 「何ぃ!?」290 眩桃館へようこそ その3 2007/08/19(日) 17 41 31 ID dG4EntTl アーカードとウォルターは身構えを解き、この店の主人である美津里に軽く会釈を返した。そして、アーカードは美津里と会話をし始めた。「これは失礼した。急に声を掛けられたものだから、少し驚いてな。」「いえいえこちらこそすいません。訝しまれる声の掛け方をしてしまって。」アーカードと美津里の会話を聞きながらウォルターは思った。「(殺気は…無いな。俺らをどうこうする気は無いみたいだな。…考えてみりゃここは骨董屋だもんな。店主が客を襲うなんぞまず無い事だし。だがこの女のまるで空気の中からフッと出てきたかの様な感じは油断出来んな。俺らがこの店の雰囲気に呑まれてあいつの気配に気づけなかったのかもしれんが。)」ウォルターがこんな事を思っている横で、美津里とアーカードの会話は続く。「まだ若いのに大人の様な喋り口調ですな。どこか偉い方のご令嬢で?」「さるやんごとなき方の家(とても偉い方の家)から来たものだ。」「ほう…それはそれは。」「何か面白い和書、それも古典が無いかと思ってここに来たのだ。しかしここはまあ何とも、逸品ばかり揃えてあると見えるな。」「そりゃもう、ここは『その物の価値が分かる人には分かる品物』が沢山御座いますので。書物も取り扱ってますよ?」「案内してもらえるかな?」「はいはい♪こちらへどーぞ。」女主人の案内で、二人は書庫へと向かう。その途中、ウォルターの脳内に声が響いてきた「(ウォルターよ、ここは私達が思っている以上の魔窟かもしれんぞ。)」「(!…念話かよ。まあ、この女の後ろで普通に会話すんのは小声でも何かおっかねえしな。)」「(うむ、まあ、今している念話も、もしかしたら聞こえているかもしれんがな。)」「(マジ?あの女はそこまで強いのか。)」「(うむ、さっき会話しているときに試しに心を盗み読みしてみたのだがな、思考が読めんのだ。だが、殺気がないのはわかる。まるで、『喧嘩なんぞする気はない』という意志だけを伝えてきたかの様だ。…もし一戦交えるとしても、おそらく一筋縄ではいかん奴だろうな。)」「(もしかしたらお前が吸血鬼だって事も感づいてんじゃねーの?)」「(そこまでは分からんと思うが、私もお前も只者ではないとは気づいてるだろうな。まあ、私達はここに物見遊山と買い物をしに来ただけだから、そう警戒する事もないだろうが、それでもあの者には気を許しすぎてはいかんぞ。何か得体の知らん雰囲気があるからな。)」「(分かってるよ、そんな事。)」二人が頭の中でそんな会話をしていると「ここが書庫ですよ、お客様。」と、『油断ならない女主人』から声がかかった。書庫の扉が目の前にあった。296 名無しかわいいよ名無し 2007/08/19(日) 21 30 03 ID N3KLC6Fw ウキウキウォッチ 志貴志貴 「はぁ…ちょっと不埒な目で女子園児を見ただけなのにアンデルセン神父め…銃剣投げる事無いだろ…先輩も先輩だよ、一度ヴァチカンに連行してあの教皇の御前で懺悔させるって…俺に魂売れというのか」アルク「ここのスパゲティ美味しいよねーセラス」セラス「先輩、モノを食べながらしゃべるの止めてクダサイ。あ、頬っぺたにミートソースが…もう子供じゃないんだからこのヒトは」アルク「えへへーサンキュー」志貴 (アルクェイド、こういう時はクリームソース注文しろってアレだけ言ったのに、あのバカ女!あとでお仕置きだ…あ、セラス先生の胸の谷間にミートソースが…ナイスだアルクェイド!)姫 「うむ、今日の紅茶は及第点だな。努力するがいい」ヒロ 「姫、そんな大きな声で…恥ずかしいよ」令裡 「姫さまの首筋、ああ…わたくしには忌々しい太陽以上に目の毒ですわ…」志貴 (ひ、ひひひッ姫ぇ!?頭ノ中カラ 薔薇薔薇 散ラシクダサイ波羅ミ…いかん例の発作が!!あ、隣にいるのはエルダーシスターの嘉村先輩ではないか!二人に調教ハァハァ…い、いかん俺はマゾじゃない!)美夕 「トマトジュースひとつ」夕維 「私も同じものを」志貴 (美夕と夕維ちゃんじゃないか…相変わらず小動物みたいで可愛いなぁ夕維ちゃん…一から教えたい)リザ 「おう、遅くなったな姫。ストロベリーサンデーひとつ」令裡 「あらあら、ここはペット同伴の店ではなくてよ。だから犬用クッキーなんて気の利いたものはありませんわ」リザ 「なんだと!この蝙蝠女!!」ヒロ 「リザやめなよ!こんなところで…」志貴 (腹筋犬耳肉球ハァハァ…)フラン「ふが?」姫 「何時もの事だ好きにさせておけ」志貴 「よ…幼女メイドだとぉッ!!」吉良 (羨ましいな…暇そうで)
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吸血鬼 吸血鬼特徴 吸血鬼のクラス吸血鬼の治癒師 吸血鬼の僧兵 吸血鬼の軽業師 吸血鬼の射手 吸血鬼の盗賊 吸血鬼の暗殺者 吸血鬼の巡礼者 吸血鬼の処刑人 吸血鬼の魔闘士 吸血鬼の聖戦士 吸血鬼の戦士 吸血鬼の魔術師 吸血鬼の魔戦士 吸血鬼の密偵 吸血鬼のならず者 吸血鬼の斥候 吸血鬼の騎士 吸血鬼の吟遊詩人 吸血鬼の蛮族 吸血鬼の魔女狩人 吸血鬼の妖術師 特徴 吸血鬼は主にダンジョンに生息し、フィールドで遭遇することはない。 攻撃を受けると血友病に感染することがあり、治療せずに悪化させると彼らの仲間となってしまう。 敵として出現する吸血鬼はいずれも吸血病100であり、以下の特性を持っている。 太陽光ダメージ8 疾病耐性アップ100% 麻痺耐性アップ100% 炎耐性ダウン50% 武器耐性アップ20% 吸血鬼のスキル上昇 各20pts(軽業 隠密 神秘 幻惑 格闘 破壊 運動) 吸血鬼のステータス上昇 各20pts(速度 気力 腕力) 天賦の術:闇の眼光(暗視30秒 生命探知100ft 30秒) 天賦の極術:暗影の抱擁(暗視90秒 透明化180秒) プレイヤーと共通のクラスに属しているが、体力や能力値はNPC能力値により算出される。 NPC系の敵である為、魂は一律極大だが、黒魂石がないと魂縛できない。 また、レベルに応じた装備を身につけており、装備によっては耐性に変動を及ぼす場合もある。 ダンジョンによっては、吸血鬼のボスである「渇きの王(女王)」が出現する場合がある。 ボスは吸血鬼の暗殺者、吸血鬼の聖戦士、吸血鬼の妖術師のいずれかのクラスに属している。 吸血鬼のクラス 吸血鬼は様々なクラスに分かれ、一般的な名無しの敵吸血鬼についてはクラスごとに種族が決まっている。 吸血鬼の治癒師 特殊な星座「Vampire Mage」を持ち、マジカ上昇+50ptsボーナス 変性、召喚、破壊、幻惑、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の治癒師 治癒師 インペリアル PC-2~-4 -50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorメイスor片手斧 *1 ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■マジカ回復薬×0~3■ランダム毒(1x75%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の僧兵 変性魔法を使用する(防御、炎・氷・雷の盾、負担) 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の僧兵 僧兵 インペリアル PC-1~-3 -50 20 100 ■軽キュイラス(1x25%)■重篭手 ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■開錠用ピック×2(1x25%, 2x12.5%) 吸血鬼の軽業師 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の軽業師 軽業師 ウッドエルフ PC+0~-2 -50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソード *1■弓 *1■矢 *1■鉄の矢×1■軽キュイラス■軽盾■軽グリーヴ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x25%)■開錠用ピック×2(1x25%, 1x12.5%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の射手 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の射手 射手 ウッドエルフ PC+0~-2 -50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードor片手斧 *1■弓 *1■矢 *1■鋼鉄の矢×1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽盾■軽篭手(1x50%)■軽ブーツ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x25%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の盗賊 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の盗賊 盗賊 ウッドエルフ PC+0~-2 -50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorメイスor片手斧 *1■弓 *1■矢 *1■鉄の矢×1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x25%)■開錠用ピック×3(1x25%, 2x12.5%, 3x8.3%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の暗殺者 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の暗殺者 暗殺者 ダークエルフ PC+0~-2 25 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソード *1■弓 *1■矢 *1■鉄の矢×1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x100%,1x75%)■開錠用ピック×2(1x25%, 2x12.5%) 渇きの王 暗殺者 ダークエルフ PC+1~+2 25 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorクレイモア *1■弓 *1■矢 *1■鉄の矢×1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒×3■開錠用ピック×2(1x25%, 2x12.5%) 渇きの女王 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の巡礼者 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の巡礼者 巡礼者 ダークエルフ PC-1~-3 25 20 100 ■片手斧orメイスor両手斧or戦槌 *1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽盾■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■開錠用ピック×2(1x25%, 2x12.5%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の処刑人 変性、召喚、破壊、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の処刑人 処刑人 ダークエルフ PC-2~-4 25 20 100 ■ダガーorショートソード *1■軽キュイラス■軽グリーヴ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x100%,1x50%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の魔闘士 特殊な星座「Vampire Mage」を持ち、マジカ上昇+50ptsボーナス 変性、召喚、破壊、神秘、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 武器 麻痺 吸血鬼の魔闘士 魔闘士 ダークエルフ PC-2~-4 25 20 100 ■杖 (1x10%)■ダガーorショートソードorロングソードorメイスor片手斧 *1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽盾■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の聖戦士 破壊、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 魔法 炎 武器 麻痺 吸血鬼の聖戦士 聖戦士 オーク PC-2~-4 25 -50 20 100 ■片手斧orメイスor両手斧or戦槌 *1■重キュイラス■重グリーヴ■重篭手(1x50%)■重ブーツ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰 渇きの王 聖戦士 オーク PC+0 25 -50 20 100 ■クレイモアor両手斧or戦槌 *1■重キュイラス■重グリーヴ■重篭手(1x25%)■重ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰 渇きの女王 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の戦士 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 魔法 炎 武器 麻痺 吸血鬼の戦士 戦士 オーク PC-2~-4 25 -50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorメイスor片手斧 *1■重キュイラス■重グリーヴ■重盾■重篭手(1x50%)■重ブーツ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の魔術師 特殊な星座「Vampire Mage」を持ち、マジカ上昇+50ptsボーナス 変性、召喚、破壊、幻惑、神秘、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 魔法 炎 武器 麻痺 吸血鬼の魔術師 魔術師 ブレトン PC-2~-4 50 -50 20 100 ■杖 (1x10%)■ダガー *1■ランダムマジック服(1x10%) ■吸血鬼の遺灰 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の魔戦士 変性、召喚、破壊、幻惑、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 魔法 炎 武器 麻痺 吸血鬼の魔戦士 魔戦士 ブレトン PC-2~-4 50 -50 20 100 ■ロングソードorクレイモアorダガーorショートソード *1■重キュイラス■重盾■重グリーヴ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の密偵 幻惑魔法を使用する(透明化、不可視、沈黙) 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 魔法 炎 武器 麻痺 吸血鬼の密偵 密偵 ブレトン PC+0~-2 50 -50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorメイスor片手斧 *1■弓 *1■矢 *1■鉄の矢×1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x50%)■開錠用ピック×2(1x25%, 1x12.5%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼のならず者 幻惑魔法を使用する(透明化、不可視、沈黙) 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 毒 武器 麻痺 吸血鬼のならず者 ならず者 レッドガード PC-2~-4 -50 75 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorクレイモア *1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽盾■軽篭手(1x50%)■軽ブーツ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x25%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の斥候 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 毒 武器 麻痺 吸血鬼の斥候 斥候 レッドガード PC-1~-3 -50 75 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorクレイモア *1■重キュイラス■軽グリーヴ■軽盾■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x25%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の騎士 幻惑魔法を使用する(透明化、不可視、沈黙) 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 冷気 武器 麻痺 吸血鬼の騎士 騎士 ノルド PC-2~-4 -50 50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorメイスor片手斧 *1■重キュイラス■重グリーヴ■重篭手■重ブーツ■重兜(1x50%)■重盾(1x50%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■マジカ回復薬×0~3 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の吟遊詩人 幻惑魔法を使用する(透明化、不可視、沈黙) 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 冷気 武器 麻痺 吸血鬼の吟遊詩人 吟遊詩人 ノルド PC-1~-3 -50 50 20 100 ■ダガーorショートソードorロングソードorクレイモア *1or武器なし■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽盾■軽篭手(1x25%)■軽ブーツ(1x25%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■ランダム毒(1x25%)■開錠用ピック×2(1x25%, 1x12.5%) *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の蛮族 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 冷気 武器 麻痺 吸血鬼の蛮族 蛮族 ノルド PC-2~-4 -50 50 20 100 ■クレイモアor両手斧or戦槌 *1■軽キュイラス■軽グリーヴ■軽篭手(1x50%)■軽ブーツ(1x50%) ■吸血鬼の遺灰 *1 エンチャント品の可能性あり 吸血鬼の魔女狩人 特殊な星座「Vampire Mage」を持ち、マジカ上昇+50ptsボーナス 召喚、破壊、神秘、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 冷気 雷撃 武器 麻痺 吸血鬼の魔女狩人 魔女狩人 ハイエルフ PC-2~-3 -75 -25 -25 20 100 ■杖 (1x10%)■ランダムマジック服(1x10%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■マジカ回復薬×0~3■ランダム隠密薬(1x25%)■開錠用ピック×2(1x25%,2x12.5%) 吸血鬼の魔女狩人 魔女狩人 ハイエルフ PC-4 -75 -25 -25 20 100 ■メイスor片手斧■弓■矢■鉄の矢×1■ランダムマジック服(1x10%) ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■マジカ回復薬×0~3■ランダム隠密薬(1x25%)■開錠用ピック×2(1x25%,2x12.5%) 吸血鬼の妖術師 特殊な星座「Vampire Mage」を持ち、マジカ上昇+50ptsボーナス 精霊座の特殊能力を持っている(マジカ上昇+150、呪文吸収50%、マジカ回復封じ) 変性、召喚、破壊、幻惑、回復の魔法を使用する 名前 クラス 種族 LV 耐性 装備 その他所持品 炎 冷気 雷撃 武器 麻痺 吸血鬼の妖術師 妖術師 ハイエルフ PC-2~-4 -75 -25 -25 20 100 ■杖 (1x10%)■ダガー *1■重キュイラス ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■マジカ回復薬×0~3 渇きの王 妖術師 ハイエルフ PC+0 -75 -25 -25 20 100 ■杖 (1x25%)■ダガーorショートソード *1■重キュイラス ■吸血鬼の遺灰■体力回復薬×0~3■マジカ回復薬×0~3 渇きの女王 *1 エンチャント品の可能性あり Top>敵>吸血鬼
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502 名無しかわいいよ名無し 2008/01/14(月) 17 45 31 ID yXLN4uri0 小夜 ムシャムシャ、モグモグモグ…加藤「す、凄ぇ…音無の奴もうカツカレー7杯目じゃねえか」西山「さっきジャンボコロッケ定食と大盛りラーメン平らげてたぞ…カルピスの原液飲みながらさぁ…」明 「俺が来た時には大盛りカツ丼喰ってたぞ…カルピスの原液で」ケンチャン「最初は生姜焼き定食だったぞ…確か、もちろんカルピスの原液で」加藤「マジ!?ギャル曽根かよアイツ…」小夜「おばちゃん、カキフライと豚の角煮と大盛りサラダ追加ねあとナポリタンとハンバーグ定食もお願い、プリンでストップ」加藤「ま、まだ食うのかよ…」小夜「何事も腹八分よね。やっぱり」一同「「「「凄ぇ!!」」」」533 名無しかわいいよ名無し 2008/01/16(水) 22 12 46 ID +1LZrDZp0 gt; gt;526志貴「温泉といえば…やることは一つだな」加藤「へっ、へっ、へっ……」明 「や、やるんだな…」ゴクリ惣太「…」横島「…諸君私は覗きが好きだ、諸君私は覗きが好きだ、諸君私は覗きが大好きだ!」志貴「覗き!そう一心不乱のタシーロを!!」ブッチー「戦場での記録ならお任せください。不詳この小淵沢、全身全霊を持って撮影に当たる次第…」明 「ああ、任せたぜブッチー!」惣太「…もし幼女が男湯にいたら、俺は自分が押さえられるか分からん…ハァハァ」加藤「もうペドゴニア化しかけてるぞ…」志貴「その欲望は悲願の日までとっておけ、惣太」小松「ぶっちゃけ三次元には興味ないんだよね、ボク…」ヒロ「そ、それって犯罪なんじゃ…?」横島「馬鹿野郎!一つ壁向こうで綺麗なねーちゃん達が一糸纏わぬ姿でいるんだぞ!麗しき美女達の入浴………これを覗かなければ男じゃない!それともヒロお前あの姫さんにタマと一緒に下のタマまで抜かれたんかい、ゴラァ!!」ヒロ「ち、違うよ…!」 志貴「ヒロ、お前は“満たされている”か?ありえない!一匹の雄が“性欲”を満たされることなどありえない!ありえないことを俺は知っている!お前がそれを知っているということを、俺は知っている。お前がいかに目を逸らそうとも、お前の中にうずくまる一匹の獣は知っている!だがその獣の鎖を断ち切る時が来たのだ!獣を解き放て!獣に自由を与えるんだ!!矛盾に満ちた倫理を噛み殺し!真の雄の自由をつかみ取る、闘争の準備をするんだ!!俺は、満たされざる世界に戦いを挑む、雄共の朋友だ!!」ヒロ(だ、ダメだこのヒト…)北島「ヒトの家でなんてこと相談してるんだ、コイツラ…」536 名無しかわいいよ名無し 2008/01/16(水) 23 48 57 ID TNvhHJRr0 ついでに「割りとマトモ組」のあれこれを書いておくかジョセフ「温泉だとよ、ウォルター。」若ウォル「ふーん、いいんじゃねえの?この季節には。」ジョセフ「全くだ。へへ、あいつ等も色々と動くだろーなー。」ダレン 「あいつらって?」ジョセフ「志貴とエロガッ派連合だよ。あいつ等の考えてる事が俺には手に取る様に分かる!」ダレン 「え、エロガッパって何ー?」若ウォル「どうしようもねえ奴らって事だよ。」ジョセフ「俺からしてみりゃご同輩みたいなもんだがよ。俺はもうちっとオープンだぜ?女の裸が見たきゃ堂々と誘うからな俺は。」若ウォル「・・・んな事言って『覗き』も得意そうだけどなお前は。カメラ一つ犠牲にするけど念写とか出来なかったか?」ジョセフ「そ。金がかさむ能力なんだなこれが。」ダレン 「・・・・覗きとかは良くない事だよ。」若ウォル「志貴達の前では虚しい事極まりない台詞だなそりゃ。」548 名無しかわいいよ名無し 2008/01/17(木) 21 57 57 ID pXoYm+OY0 吸血鬼エリート「なかなかいい獲物が見つからないねぇ…」ねずみ男 「名士か美女の血となるとなかなか…ヒ○リーなんてどうです?」吸血鬼エリート「いや、それはちょっとね…」セブラン 「おい!ヒトの家で何やってるんだ貴様ら!!」ねずみ男 「申し遅れましたこの御方は吸血鬼エリート様、わたくし秘書のねずみ男と申します」吸血鬼エリート「よろしく、現在名士と美女の血を求めて全国行脚してるんですよ」セブラン 「な、なぬ吸血鬼だと!?さ、さては王族である高貴な俺の血を狙って…!」吸血鬼エリート「…じゃあ行きましょうかねずみ男くん。あ、これ間借り賃ね」ねずみ男 「では御機嫌よう」セブラン 「…って、オイ無視すんな貴様ら!!」吸血鬼エリート「ふむ…ではあの丘の上の屋敷に、かのリリアーヌ第二王女がいらっしゃると…」セブラン 「ああ、あの可愛くない鉄面皮のリリアーヌがいる。煮るなり焼くなり好きにしてくれ」ねずみ男 「きっと美食とヒマで豚のように太った金持ち女ですな…おいしいですよ」吸血鬼エリート「美女で偉い奴を征服する、これはたまりませんな…いひひひひひひひひ」セブラン 「護衛に人造人間と人狼と吸血鬼がいる、気をつけてくれ」セブラン (これであのリリアーヌを倒せたら儲けもんだ、ククク…)567 名無しかわいいよ名無し 2008/01/18(金) 23 22 35 ID 6lxqIvI00 夢遊王女吸血鬼エリート「リリアーヌ姫の性質を聞かせてください。それに合わせて作曲し演奏しますから」セブラン 「なんのことだ?」吸血鬼エリート「私のギターの魔力でひきつけるのです」セブラン 「しかしリリアーヌは卑しくも俺と同じ王族だぞ…上手くいくのか?」吸血鬼エリート「ははは。大丈夫お任せなさい。ひひひひひひひひ」セブラン 「…お付きの人造人間もこの時間帯なら充電中だ。お共の雌吸血鬼もリリアーヌの血の戦士を連れて他の雌どもと夜遊びに行った…」ねずみ男 「頃合いですな」吸血鬼エリート「じゃあ、一曲…」ジャ~~ン♪姫 「…ZZZ」ツカツカセブラン 「おお!?こんなに上手く行ったのはじめてかもしれんぞ…!」ねずみ男 「思ったよりヤセッポッチじゃないの?」吸血鬼エリート「いいって、いいって可愛い娘じゃないの、じゃさっそく…」リザ 「やい!どうもイラつく臭いがすると思ったら吸血鬼とカス王族か!姫を放しやがれ!!」セブラン 「き、貴様言うに事欠いて、高貴な俺をカスだと!?」ねずみ男 「御任せください先生、カァァァァ~~~」プ~~ンリザ 「さもないとたd(グベゴボガバァア~~~!?」バタッ吸血鬼エリート「今のがねずみ男くんの得意技臭い息。人間ぐらいならイチコロよん」セブラン 「犬は人間の数万倍の臭覚を持つというが…奴にとっては鼻にダイナマイト突っ込まれたようなモンか…」リザ 「い、犬じゃね…ガハッ」吸血鬼エリート「じゃ、ちょっと邪魔が入ったけど続きね…クワーーーーーッ」568 名無しかわいいよ名無し 2008/01/18(金) 23 23 41 ID 6lxqIvI00 姫 「…ふふん」スッ、ズビシッ吸血鬼エリート「ぎ、ぎゃーーーーめっ、目がぁああああ~~~」ねずみ男 「せ、先生?き、キャーーーーー!?」姫 「…ふふん」ブゥ~~ン!ブゥ~~ン!ドドドドドドドセブラン 「り、リリアーヌめ!やはり起きていたのか…」姫 「…その名で呼ぶな!」ブゥ~~~~~~ンセブラン 「ぎゃああああああ~~~~か、髪がぁ!?」ジョリジョリジョリ…姫 「…ふふん、ZZZZ」吸血鬼エリート「ば、馬鹿な!?完全に催眠状態になっているぞ!なのに何故!?キャーー」ギャリギャリギャリリザ 「確か夢魔の襲撃があって以来、一時期対催眠の訓練してたが…もしかして」姫 「…ふふん、貴様も敵か?」リザ 「…そ、それ手榴弾!ちょ、ま、姫やめ、ギャアアアアアア~~~~~」チュド~~ンヒロ 「酷いよ令裡さんたち、回し飲みするなんて…ん?屋敷がまた燃えてる?」姫 「これはどうしたと言うのだ、リザ何があった?」リザ 「…」ミカサ 「御主人様、斬新なヘアカットですね。イメチェンですか?」セブラン 「…黙れ」570 名無しかわいいよ名無し 2008/01/19(土) 00 29 06 ID aG3rmctJ0 じゃ、俺もエリートネタを一つ若ウォル 「ただいまー。」ロリテグラ「お帰りなさい。」アーサー 「お、買出しご苦労。」ロリ旦那 「今、紅茶を淹れよう。 ん?怪訝な顔してどうした?」若ウォル 「いや、何か最近蝙蝠が多いなって…。」ロリ旦那 「まあな…。この町には蝙蝠を使い魔にする奴は大勢いるから住人にとってはスズメみたいな感覚だが、それにしても多い。…新たな住人が増えたかな。蝙蝠を沢山使うタイプの奴が。」若ウォル 「おお、多分そうだな。奇妙な奴も見かけたからな。」ロリテグラ「奇妙な奴?」若ウォル 「何かネズミタイプのライカンスロープ(獣人)かな?アレは?インド人かペルシャ人が着てそうな布切れを体にまいてた。流しのギター弾きみたいな奴と歩いてたし。」ロリ旦那 「それは情緒豊かな。一曲おねがいしたいものだ。」574 名無しかわいいよ名無し 2008/01/20(日) 02 07 44 ID 2PX647wv0 アルク「宿直って、暇なのよね~~」セラス「ハア…」アルク「暇、暇、暇~~~!」セラス「…」アルク「ぶぅ~~~…」セラス「…」(ほっとくのが一番ですね、やっぱり)アルク「そうだ!…ね、セラスセラス何時ものやろう、いつもの!」セラス「疲れるから止めましょう先輩…それに汗かくからシャワー浴びなきゃいけないですし…メンドイですよ」アルク「いいじゃん、また流しっこすればいいだけだし」セラス「先輩とシャワー浴びるのは金輪際お断りデス!」アルク「え、何で?楽しいでしょ、流しっこ」セラス「…楽しいのは先輩だけでしょう!…おろ、コタツに誰かいる?」アルク「え?」志貴 「うお~~~~りゃ~~~~~!」バタ~~ンセラス「きゃあああああ~~~~!?」アルク「あ、志貴」志貴 「おいアルクェイド!俺に隠れて何楽しそうな…いやリリアンな事してるんだ!!」セラス「と、遠野君何時からそこに!?」志貴 「先生達が宿直室に入る前からですが何か?」セラス「ひ、ひい…やっぱり変態だわこの子」アルク「あ、志貴!おせんべ食べる?」志貴 「アルクェイド…そこに座りなさい」アルク「ん、さっきから座ってるけど?」志貴 「お前が最近セラス先生と姫子と千歌音な関係なのは知っていた…」セラス「ご、誤解デス!私はノンケデス!!オカシイのは先輩の脳みそです!!」アルク「何だと~~揉んでやるコイツ~~」セラス「や、ヤメテクダサイ!」志貴 「つまりだ…俺が言いたい事は唯一つ、俺も混ぜろ!!」セラス「え?」アルク「…いいけど、じゃ今夜は三人でやろうかセラス?」セラス「…アレですか?まあイイデスケド…」志貴 (せ、セラス先生もあっさり承諾!ゆ、夢の金髪○P!?)575 名無しかわいいよ名無し 2008/01/20(日) 02 08 40 ID 2PX647wv0 セラス「こんな感じですか先輩?」志貴 「…!」アルク「もう少しキッチリと足を添えて…そうそう、今度は私が上ね」志貴 「…!!」セラス「じゃ、今度は私がこっちを」アルク「上手いじゃん、セラス」志貴 「…!!!」セラス「そりゃ元婦警ですから…修身で捕縛術は必須ですし」志貴 「……うぎゃああああああああ!痛てエエエエエエ~~~~!!」アルク「これがキャメルクラッチね~~」セラス「アキレス腱固めの次は何でしたっけ?」アルク「フランケンシュタイナーでしょ、やっぱり」志貴 「お、おい待てお前ら!何なんだこれは!」アルク「ん?プロレスごっこ」セラス「先輩とこれやると汗だくになるんですよね」志貴 「おい!じゃあ汗だくとか眠れなくなるって…期待しちまったじゃないか畜生!」セラス(やっぱりエッチなこと考えてたのね…)アルク「ん、期待って…?」志貴 「そりゃ金髪○Pに…ハッ!」アルク「…………志貴の、浮気もぉぉぉぉぉん!!」セラス「せ、先輩それダメです!きゃあああぁぁぁ」アルクェイドVS志貴―――勝者 アルクェイド試合時間1R 0 05 TKO 決まり手 キン肉バスター581 名無しかわいいよ名無し 2008/01/20(日) 13 20 58 ID 2PX647wv0 京太郎 「ウチじゃどうにもならん、他当たってくれ」ツェペリ「悪いがもうこれは手遅れだ…」馬呑吐 「キョンシーにしたらなんとかなるネ、今ならサイボーグ改造安くしとくヨ?」ドク 「いっその事吸血鬼化させたらどうです?すぐ生き返りますよ」アルク 「どこの病院に当たっても駄目、このままじゃ志貴が…」志貴 「あ…う…あぁ」 セラス 「両足が千切れかけて、背骨が胴体から飛び出して、首があさっての方向…この状態で生きてる方が不思議なぐらいだわ…ホントに人間なのかしら」志貴 「あ…う…あ、ああ…あう」アルク 「し、志貴!何かして欲しい事があるの!?」志貴 「さ、最期に…ロリカードとエヴァンジェリンで幼女タナトスを…ぐ、うぅ…」ア・セ 「「馬鹿ああああぁぁ~~~~~~!!」」アルク 「く、こうなったらあそこしかないわ!」セラス 「も、もしかして…」アルク 「ええ、メフィスト病院よ…」セラス 「でもあそこの医院長…確か」アルク 「死ぬよりはマシよ!大丈夫よ志貴、好みじゃなければ何もされないだろうし、万一の場合でも…シエルも言ってたわ、痛いのはほんの僅かな間だって!」志貴 「あ…う…あううぅ!あ、あ…!」588 名無しかわいいよ名無し 2008/01/21(月) 00 05 52 ID 5dTAZ53r0 志貴「アルクェイド…上手いぞ…、セラス先生…うぇへへへ…ムニャムニャ」レン「…」メフィスト「ま、何とか峠は越えたみたいだ…一週間もすればよくなるだろう」アルク「ありがとう保毛田先生!」ギュッセラス「せ、せせせせ、先輩!」メフィスト「頼む放してくれないか…あと何だその呼称は」バッ!アルク「おっとと…ん、さっき道教えてくれたおせんべい屋さんがそう言ってたよ?」メフィスト「あいつめ。…婦長代わりのケープを」(これだから女吸血鬼は好かん)セラス「す、すすす、すいません…先輩頭が少しアレなんです、解体とかは後生ですから」メフィスト「…人聞きが悪いなそんな事をする訳無いだろう」セラス「そ、そうですよね…あはは、アレ悪いうわ」メフィスト「たかだかその程度の事でそこまではせんよ、まったく…」セラス「…え?」志貴 「…ああ今夜は金髪タナトスだ、ムニャムニャ」レン 「…」590 名無しかわいいよ名無し 2008/01/21(月) 01 44 12 ID ydKN3TjW0 ロリ旦那「なんだ、志貴はプロレスごっこ程度で死にかけたのか?体を再構築すればよかったのにのう」アルク 「ちょっとw無理言わないでよw」セラス 「そう言えばマスター前にそんなこと言ってましたよね?」ロリ旦那「ああ、夜はこれからだ、お楽しみはこれからだと言ったのにルークのヤツときたら…」志貴 「夜…お楽しみ…!?アーカードちゅわぁぁーん!!」ガバッ!ロリ旦那「ぅわぁぁぁああ!!お前は諸星あたるかぁぁああ!!」バァン!アルク 「あーあ、また治療してもらわないと…額はマズイんじゃないかなぁ」セラス 「マスター…気持ち悪いからって撃っちゃダメですよぅ…」595 名無しかわいいよ名無し 2008/01/21(月) 22 42 06 ID gzWyLAnI0 インテグラ&旦那「「食ってるものが良いとでも思ってくれ。」」インテグラ「・・・待て、お前が食べるものは人や化け物の血肉じゃないか。」旦那 「人の血肉が栄養がないとでも?」インテグラ「・・・お前、元は人間だろ?14世紀のルーマニア辺りの人間はそんなに発育が良くなりそうなものを食べれたのか?お前はあの当時からその背丈だっただろう?まあ、お前は王侯貴族の出身だからあの当時の平民よりは良い物を食べてただろうが・・・。(トルコ時代に発育に良いものでも食べてたのか?)」旦那 「私はあの当時から人の血肉を食べてたとは考えないのか。」インテグラ「!! この『串刺し公』め。 『ドラクル(悪魔)』め・・・!」旦那 「戦で捕らえた捕虜を互いに殺し合わせその肉を食べさせる『共食いの刑』というのがあってだな・・・。その光景を見ている内に何か人の肉が美味そうに見えてだな・・・。」インテグラ「・・・聞いてて頭が痛くなってきた・・・。(そもそも人の肉は発育に良いものなのか?)」グロいネタすまんorz
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各所に散らばってた吸血鬼関連文書をまとめなおしてみました。 良い言い回しが見つからなかった場所など省いてあるので、 随時追加よろしくお願いします。 吸血鬼/ヴァンパイア 特徴 果ての無い寿命と、尽きぬ魔力。そして、恐るべき身体能力を持つ生命体。 ただしその代償として、日光が苦手、流れる水に触れられないなど、個体ごとにさまざまな弱点がある。 その最大の特徴は、後述の吸血衝動だろう。 一般的に人間が感染する、ヴァンパイア同士で子供を生むなどで個体数を増やすようだ。 吸血衝動 人間には本能的に抑えることのできない三欲、すなわち睡眠欲、食欲、性欲を持つが、吸血鬼にはこれに第四の欲である"吸血欲"、そしてそれに伴う吸血衝動を持つ。この吸血欲の強さは他の三欲を凌駕しており、基本的に吸血鬼が吸血衝動を抑えることは不可能である。 補足吸血鬼の吸血によって起こりうることは次の通りである。吸血対象が人間であった場合、その人間は吸血鬼化する可能性。 吸血対象の知識や、稀に能力等が吸血者に継承される可能性。 主従関係 吸血鬼が吸血を行った場合、吸った者を"親"、吸われた者を"子"と呼ぶ特別な主従関係が生まれる。ただしこれは"一度空気中に血液をさらしてからその血を飲む"という手順を踏むことにより避けることができ、いたずらに眷属を増やすことを望まない吸血鬼はこの方法で主に親しい者等から血液提供を受けている。なお、この方法を取ることにより、人間を吸血した場合に起こることがある吸血鬼化現象も防ぐことができる。 一度生まれた主従関係は後に述べる条件により解除されるまでは絶対であり、"子"には"親"の命令への絶対服従(たとえそれが死への誘いであろうとも)というけして侵すことのできない掟が組み込まれることとなる。これは新たに人から吸血鬼となる者や獣の部類に収まらず、元より吸血鬼であった者にも適用される為、勢力拡大を目的とした吸血鬼同士の吸血も多く行われている。 主従関係の解除 これは"親"の死によってのみ起こることであり、それ以外のあらゆる現象も主従関係の解除を行うことは不可能である。 "親"が命令により限りなく解除後に近い状態にすることはできるが、あくまでそれは擬似の自由である。 補足現代において、"親子"のみで構成される主従関係は珍しく、多くは何代もの積み重なりが起きている。 例:吸血鬼(以下吸)Aが"親"、吸Bを"子"とする。吸Bが、対象Cへ吸血を行い、その結果Cは吸Cとなった。 この場合、支配関係は 吸A>吸B>吸C となり、吸Aは吸B、C双方の"親"となる。 弱点 特徴にて上げた日光や水の他にも、十字架が苦手やらにんにくが苦手やらさまざまな話がある。 十字架に弱いと言われるのは、彼らが得てして聖なる力(聖水など)に弱いため。 にんにくが苦手と言われるのは、彼らが並外れた嗅覚を持つため。 この他にも触れた植物を枯らせてしまうなど、弱点と成り得る要素は多々ある。が、それら全てを持つ吸血鬼は居ない。また、どれひとつ持たない吸血鬼もおそらくは居ないだろう。 また、たとえ尽きぬ寿命があろうと、精神の老化は起きる。 ダンピール 特徴 一般的に、人間に対する感染では生まれないとされる吸血種。 人間と吸血鬼の子がこれとされるため、ハーフヴァンパイアとでも言うべきか。 人と比べればその寿命は長いが、吸血鬼ほど長いわけではない。 が、吸血鬼にあるべき弱点が殆どない、もしくはかなり軽度であり、 その身体能力や魔力は、並みの吸血鬼を上回る場合がある。 故に古では、吸血鬼狩りの切り札とされてきたようだ。 吸血衝動 個体によって実に様々。 全くといっていいほどない物も居れば、下手をすれば並みの吸血鬼よりも欲する個体もいる。 後者は滅多に現れる事がないのは、特徴を読んでいただければ想像はつくかもしれない。が、居る事は居るのでご注意を。 個人的な予想なのですが、 母親がヴァンパイアor≪ぴー≫で母親が感染した、のどちらでも、 母親の胎内でヴァンパイアに成ってしまうのでは。 故に、ダンピールとして生まれてくる可能性は非常に低い、 また、ダンピールとなる条件を満たした子は、吸血鬼に感染しない。 このどちらか、もしくは両方かもしれません。ご意見がありましたらどうぞ。 追記 ヴァンピールは地方によって意味が異なるため、首都で使うことはあまり好ましくない。 ただ、ヴァンピール=ヴァンパイアとされる北方のとある地方では、一部通常のヴァンパイアとは似て非なる伝承が伝わる。もしかすれば新たな吸血種の名となるのかもしれない。
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吸血鬼(きゅうけつき / Vampire)とは、主に人間の血を吸うことで生きている魔人の一種。 "我々の世界"の伝承にあるそれとはやや異なる可能性があるが、基本的には同じものと考えてよい。 概要 成立原生級 伝説級 食事 副作用生存 死亡 使徒化 吸血鬼化 概要 吸血生物は他にもいるが、吸血鬼といえば普通人型のもののみを指す。外見上はほとんど人間と同一で、紅い虹彩、尖った耳、肉食動物のような犬歯といった特徴を持つ場合もある。 半グリシーであり、"通常の食事"は必ずしも必要としないものの、霊力の摂取は生存に必要となる。また一般に長寿命で、殺されない限りは老いも死にもしないとされる(飢え死にはする)。 半グリシーであるがゆえ魔法能力は非常に高く、その魔力を以って人間を操ったり、コウモリなどの小動物を使役したりする。その一方、例えば炎を吐いたり雷を起こしたりといった自然を操るタイプの魔法を使う者はあまりいない。精神操作を得意とすることから吸血鬼の魔力は闇属性であるといえる。 成立 吸血鬼には原生級と伝説級の2種類があり、後者は伝承に由来するものである。なお用語はグリシーの分類に準ずる。 原生級 後者が生まれる伝承の元となったもの。いつから存在するのかは定かではないが、自己申告で3000年以上生きたという者もいる。なお吸血鬼の伝承が生まれたのはかなり"最近"である。 数が少なく、個性が強い。全く吸血を必要としない者もいる。彼らは山奥などの人目に付かない場所に居を構え、森に迷い込んだ旅人を襲ったり、街に降りて気に入った者を攫って"家畜"にしたりする。基本的にあまり目立とうとしないのは他の魔人種にも共通する特徴である。格好も様々で、いかにもという感じの黒マントと剥きでた牙を持つ者もいるが、外見上人間とまったく見分けが付かないものも多い。 伝説級 上記原生級の吸血鬼が(あまり現れないので)神秘性を持ち、人々が漠然とした恐怖と興味を持ち始めると、やがて吸血鬼についてあることないこと色々と噂されるようになった。その結果として生まれたのが伝説級グリシーとしての吸血鬼であり、このうちさらに具現化したり半グリシー化したりしたものがこちらに当てはまる。 日光、銀細工、十字架、にんにくなどといった弱点、コウモリを使役したり棺桶で眠るなどといった特徴は、全て伝承に基づくものである。伝承の元となった吸血鬼がこれらの弱点のいずれかを持っていた可能性は高いが、全てが当てはまるのは伝承によって生まれた者に特有な性質である。 現存する吸血鬼の大半はこちらのタイプであり、年齢は生まれて数年から500年程度と幅広い。原生級の吸血鬼にとっては自分たちの領域を侵す邪魔者であり、人間にとっても脅威であるから、なかなか哀れな境遇にいる。 食事 人間に噛み付いて血液を吸い取るのが主な捕食方法だが、実際には血液を栄養としているのではなく血液に含まれる霊力を吸収している。 魂を持つ生物は血液にも霊力が乗っており、気功術においては全身を巡る闘気として特に意識されている。吸血鬼はこの血液から霊力を取り込む。 人間から直接血を吸うのは、血液に含まれる霊力が体外に出ると急速に失われるためである。ゆえに、例えば献血パックなどでは一時しのぎにもならない。対象の血液をいったん器に取りそこから飲む方法では、若干質は落ちるものの後述の副作用を防げるので、人間に対して友好的な吸血鬼がしばしば取る。 吸血鬼は長く生きるほど魂の"器"が大きくなり、次第に血液を摂らなくても生活できるようになる。古い吸血鬼が吸血するのは人が酒を飲む感覚に近い。生まれたての吸血鬼はよく霊力が枯渇するため頻繁に吸血が必要になる。しばしば見境なく人を襲うため、恐れられる原因となっている。 人間が食べるような"通常の食事"に関して、霊力の摂取はできないため吸血鬼としては弱っていくものの、肉体の維持には使える(消化機能は持っている)。吸血を一切せず通常の食事を続けると魂が弱っていき、最終的には普通の人間同様の霊力と寿命になると考えられる。 副作用 吸血鬼が吸血を行う際、捕食者と被食者との間で霊力の接触が起こるため、特に被食者のほうに影響が起きる。吸血鬼が古来から恐れられている最大の原因はこの副作用にある。 吸血時、捕食者が被食者の霊力を吸収するのと同時に、わずかだが捕食者側から被食者にも霊力が"逆流"する。吸血鬼が持つ霊力はほとんどの場合人間にとっては猛毒であり、逆流した霊子の量と被食者自身の霊力との関係によって4通りの結末がある。 生存 逆流量が少なく、被食者の霊力が強い場合 被食者にとって最良のパターン。流入した"毒"を自身の霊力で処理できるため、一時的な体調不良には陥るが、最終的には正常に戻る。吸血鬼の毒に耐えられる人間はそう多くないため、このパターンもなかなか見られない。 死亡 逆流量が少なく、被食者の霊力が弱い場合 吸血鬼といえばとまず連想されるのがこのパターン。被食者が持つ霊力では"毒"に対処しきれず、精神を蝕まれる。最終的には魂を完全に破壊されて、早ければ即死、遅くとも数日以内には死亡する。運良く即死しなかった場合は、「生存」できるレベルの霊力を持った者に頼んで"除霊"してもらうことで生き延びられる可能性がある。 物理的な死因としては心臓麻痺になる。吸血鬼の噛み跡以外に外傷を残さないため、古くから不気味がられて吸血鬼が恐れられる要因となった。 使徒化 逆流量が多く、被食者の霊力が弱い場合 霊力の逆流は捕食者にとっても好ましくないため、通常は逆流量を抑えるが、意図的に多めに逆流させることもある。その目的が被食者の使徒化である。「死亡」パターンと基本的には同じだが、被食者の魂が破壊されたあと、大量に余った"毒"が魂を再構成して、捕食者の意思で操れる傀儡と化す。これを使徒という。 使徒は自分の意志では行動せず、吸血行為も行わない。基本的には グリシーの使魔級 と同じように、捕食者(主人)から霊力を供給されて生き長らえる。使徒は自由に扱える駒であり、吸血鬼の行動範囲を補強できるが、当然ながらそのぶん消費される霊力も増えるため、霊力に余裕を持つある程度古い吸血鬼が少数使役するのが普通である。 吸血鬼化 逆流量が多く、被食者の霊力が強い場合 最も起こりづらいパターンだが、吸血鬼は通常の生殖を行わず、これによって増えるとされている。大量の"毒"が流れ込み、被食者のもともとの魂と食いあった結果、1つに混じって新たな魂が生まれる。毒を克服した結果、被食者自身も吸血鬼になるのである。 吸血鬼にとっては避けたいパターンである。寿命が非常に長い吸血鬼にとって、同族が増えると単純に食料(人間)の競争率が上がるほか、新たに生まれた吸血鬼が自分に牙を剥く可能性もあるためである。にも関わらず時折吸血鬼が増えるのは、相手を使徒化しようと思ったが予想以上に相手の霊力が強く耐えられてしまったものと考えられる。 吸血鬼が吸血鬼(あるいはその他の半グリシー)から霊力を奪うこともできなくはないが、普通の人間から奪う場合と比べて大きな労力がかかる。霊力を温存したい吸血鬼にとっても人間からの吸血は最も効率的な手段であり、食料たる人間が減るのは好ましくない。しかしながら霊力の"逆流"は、意図的に増やすことはできても減らすことが難しく、逆流を完全に止めることは不可能に近い。吸血鬼にとっても「生存」できる人間は貴重であり、しばしば攫って"家畜化"するケースもあったらしい。 また、霊力の逆流は直接の吸血でしか起こらないため、被食者から採った血をいったん器に入れて、その霊力が散らないうちに飲む、といった方法もある。吸血鬼によれは"味"が落ちるらしいが、被食者への被害は極力抑えられるので人間をなるべく殺したくない者が取る方法である。
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キョンシーから変化 初期装備=吸血鬼の八重歯、吸血鬼のリボン、吸血鬼の羽 購入不可 名称 攻撃力 攻撃範囲 攻撃速度 移動速度 レア度 吸血鬼 59 35 66 37 S 怨念 未練 愛情 呪い 邪気 活発 天然 冷静 消費魂 攻撃タイプ 20 20 20 20 20 60 60 60 34 近距離 おばけスキル 範囲内のおばけは移動スピードが9上昇